小型ベアボーン「MiniQ」をリリースするJetwayからPentium 4対応版「MiniQ450」が登場し、コムサテライト3号店と高速電脳が販売を開始した。
これまでの製品と大きく違うのは、赤外線受光部と思われる箇所がフロントに設置され、リモコンも同梱されている点。実際に稼動させていないために断言はできないが、ホームページ上にはシステムON/OFFの記述があり、リモコンボタンにも該当するボタンがあることから、起動・終了などをコントロールできる可能性はある。また、リモコンには他にInternet、e-mail、Zoomなどの表記も見られる。フェイス裏を見てみると、受光部をうけていると考えられる小さな基板が設置され、さらにケーブルでATX電源コネクタ近くにあるRemort Control Headerに接続されている。使用しているマザーはFSB533MHzに対応したSiS651搭載のJetway製「650DF」。
システムON/OFFスイッチがあるリモコンが付属する | フェイスの裏側は赤外線受光部と関係あると思われる基板が装備されている |
IDE2とFDDコネクタは特別な形状。AGPカードとの干渉を考えてのことと思われる | IDE2とFDDコネクタには専用ケーブルが付属する |
また、マザー左サイドにはAGPスロットがあるが、カードによってはIDEコネクタと干渉してしまう可能性がある。このためか、SeconderyとFDDコネクタを小さめにし、変換ケーブルによってドライブに接続するスタイルに仕上げられている。
全体のサイズは180×210×320mm。拡張スロットはAGP×1、PCI×1、DIMM×2。フロントにはUSB×2、IEEE1394×2、マイク、スピーカ、SPDIF入力の各コネクタを備え、拡張ベイは5インチ×1、3.5インチ×1、シャドウベイ×1となっている。背面は意外とすっきりしており、マウス(PS/2)×1、キーボード(PS/2)×1、LAN×1、USB2.0×2、VGA×1、シリアル×2、SPDIF OUT×1などといった具合になっている。
同製品にはPS/2マウスとキーボードが付属する。価格は高速電脳で4万800円、コムサテライト3号店で4万9800円となっている。
本体サイドから内部を見てみる | シャドウベイを1つ装備する | 背面は意外とすっきりしている | ||