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KXL-RW40AN/PLEXCOMBO 8/8/24-8U(PX-208U/NE)

KXL-RW40AN/PLEXCOMBO 8/8/24-8U(PX-208U/NE)

2002年10月10日 00時06分更新

文● 松本 俊哉

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KXL-RW40AN/PLEXCOMBO 8/8/24-8U(PX-208U/NE)

松下電器産業/プレクスター

KXL-RW40AN:オープンプライス(実売価格2万円前後)
PLEXCOMBO 8/8/24-8U:オープンプライス(実売価格3万2000円前後)

薄型でフラット、かつ軽量なパッケージングでおなじみの松下電器産業のポータブルCD-RWドライブに、新モデルが加わった。「KXL-RW40AN」は、従来のラインナップのデザインを踏襲しつつ、前モデル「KXL-RW32AN」よりも大幅な書き込み/書き換え速度の向上を果たしている。

R24倍速、RW10倍速の
USB 2.0対応薄型ポータブルCD-RWドライブ

KXL-RW40AN
写真1 底面、背面ともに突起のないフラットなデザインのため、携行時にかさばらないのが魅力だ。

 インターフェイスにはKXL-RW32ANからUSB 2.0(最大480Mbps)が採用され、USB 1.1の帯域による転送速度制限(最大12Mbps=1.5MB/秒)から解放されている。しかし、KXL-RW32ANではCD-ROM読み込みこそ24倍速にまで高められたものの、CD-R書き込みとCD-RW書き換えはともに8倍速(8×150KB/秒=約1.2MB/秒)に留まっていた。KXL-RW40ANでは、晴れてCD-R書き込み24倍速、CD-RW書き換え10倍速、CD-ROM読み込み24倍速を達成し、ポータブル機としては現在トップクラスの性能を誇る。なお、USB 1.1で接続した場合は、書き込み/書き換え/読み込みのすべてが8倍速相当となる。

 バッファアンダーランエラーの防止にはリコーの「JustLink」を採用し、本体の動作にはACアダプタが必須。USBバスパワーでは機能しない。ただ、付属のACアダプタはコンパクト(80×49×27mm:実測値)なので、ドライブ本体と併せて持ち歩いても、特別に荷物が増えたという印象は受けなかった。

 そのほかの主な変更点としては、ステレオライン出力端子が省略されたことと、付属のライティングソフトがビー・エイチ・エー「B's Recorder GOLD」から「B's Recorder GOLD5 BASIC」にアップグレードしたことが挙げられる。

 また、本機も同社製ポータブルドライブの例に漏れず、OSの再インストール時に必要なCD-ROM起動ディスクを作るためのツールが、付属のFDに収録されている。コマンドプロンプト上の指示に従うだけで簡単に作成できるので、手持ちのノートPCの純正オプションでは物足りず、本機の性能と薄型軽量ボディに惹かれるユーザーにとっては、うれしいポイントと言えるだろう。

KXL-RW40ANの主なスペック
製品名 KXL-RW40AN
CD-R(ライト) 24倍速(USB 2.0)/8倍速(USB 1.1)
CD-RW(ライト) 10倍速(USB 2.0)/8倍速(USB 1.1)
CD-ROM(リード) 24倍速(USB 2.0)/8倍速(USB 1.1)
バッファ 2MB
本体サイズ(W×D×H) 130×157×17.5mm
重量 約300g
対応OS Windows 98 SE/Me/2000/XP

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