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アリエル・ネットワーク、P2Pグループウェア『ArielAirOne』を発売

2002年09月18日 21時13分更新

文● 編集部

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アリエル・ネットワーク(株)は、P2Pグループウェア『ArielAirOne』の製品版(Linux版はベータ2)を9月18日に公開した。

『ArielAirOne』
Windows版『ArielAirOne』のインターフェイス。Webブラウザを利用する。

『ArielAirOne』は、従来のクライアント・サーバ方式のグループウェアと異なり、アリエル・ネットワークが独自に開発したP2Pフレームワーク『SOMAnet』を基盤として動作する。端末同士が直接に通信するため、リアルタイムで情報共有が可能になるという。

ユーザーは『ルーム』と呼ばれるグループネットワークを形成し、各ルームごとに情報を共有する。ルームは既存ネットワークのセグメントなどを問わないため、組織内外のクライアントで1つのルームを形成することができる。

『ArialAirOne』のおもな機能は以下のとおり。

  • スケジュールの作成、共有
  • ToDoリストの作成、共有
  • ディスカッション
  • インスタントメッセージ
  • ファイル共有
  • メモ
  • 議事録、日報、出張報告のレポート
  • プロジェクト状況の共有
  • 在席表示
  • 暗号化

動作環境は以下のとおり。

  • CPU……Pentium-500MHz以上
  • メモリ……128MB以上
  • 動作プラットフォーム……Windows ME/2000 Professional/XP Home Edition/XP Professional Edition、Linux
  • 対応Webブラウザ……Internet Explorer 5.0以上、Netscape Navigator 7.0以上、Mozilla 1.0以上

なお、Linux版はlibstdc++3.xが必要になるようだ。

製品の価格は、1ライセンス9800円。11月30日までは発売記念キャンペーン価格として7800円で提供される。アリエル・ネットワークのWebサイトを通じてダウンロード提供される。ダウンロードから30日間は無料で試用することが可能だ。

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