富士通(株)は17日、USBバスパワードのみで駆動するMOドライブ『DynaMO 640 Pocket(DMO-640PT)』を発表、10月12日に発売する。また、『DynaMO 640 Pocket』に搭載されている低消費電力設計のMOドライブ『MCN3064UA』も併せて発表し、10月初旬より国内OEM向けに販売を開始する。『DynaMO 640 Pocket』の価格はオープンプライスで、編集部による予想実売価格は2万5000~2万6000円前後。『MCN3064UA』のOEMサンプル価格は3万円。
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『DynaMO 640 Pocket(DMO-640PT)』 |
『DynaMO 640 Pocket』は、3.5インチ/640MBメディア対応の外付けMOドライブ。インターフェースはUSB 1.1、メディア回転数は毎分3000回転、バッファーメモリーは2MB。本体サイズは幅108×奥行き143×高さ23mm、重量は400g。リード/ライト時の消費電力は2.5Wで、USBバスパワードで駆動するが、オプションとしてACアダプターも用意されている。また、MOメディアに固有のIDを付加し、そのIDに対応したMOドライブとの組み合わせにより、デジタルコンテンツの著作権保護を行なう“メディアID”に対応する(Windowsのみ)。
OEM向けに販売される内蔵型MOドライブ『MCN3064UA』は、インターフェースがUSB1.1、サイズは幅101.6×奥行き135.7(パネルなし)×高さ17mm、重量が300g(パネルなし)。USBバスパワードおよびACアダプターによる駆動に対応する。そのほかのスペックは『DynaMO 640 Pocket』と同等。
