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GeForce4 Ti 4200搭載ヒートパイプ採用のファンレス仕様ビデオカードが登場!

2002年09月14日 23時54分更新

文● HINOMOTO

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SVTi4200-128HS
ほぼカード全体を覆うヒートシンク

14日にお伝えしたように、ABITからヒートパイプ採用ヒートシンク+直接排気のダクトを備えたGeForce4 Ti 4200搭載ビデオカード「Siluro GF4 Ti4200 OTES」が発売されたが、同時に対照的なファンレス仕様のGeForce4 Ti 4200搭載ビデオカードがSIGMACOMからも発売になっている。



ブラケット カード裏面
取り付け部分 取り付け部分

 「SVTi4200-128HS」は、「Siluro GF4 Ti4200 OTES」同様ヒートパイプ採用のヒートシンクを装備。ただし、ファンレス仕様にするためにそのヒートシンクはボードの半分以上を覆うほど巨大なものになっている。しかもヒートシンクはボードの表面、裏面に装着され、2つのヒートシンクがヒートパイプでつながっているというユニークな形状をしている。2つのヒートシンクを加えた ボードの厚みはかなりのもので、AGPスロットに取り付けた際にはその下にあるPCIスロットは事実上使用することはできなくなってしまいそうだ。実はこの「SVTi4200-128HS」、 6月6日のComputex Taipei 2002速報!でお伝えした、ヒートパイプを採用したビデオチップ用 ヒートシンク「ZM-50HP」を出展した韓国Zalman Techとの間で共同開発されたという。 韓国Zalman Techtといえば3月26日にお伝えした「CNPS6500A-Cu」のように扇型の一風変わった ヒートシンクで有名だが、そう考えるとこの「SVTi4200-128HS」の形状にも妙に納得がいってしまう。



パッケージ
パッケージ

 主な仕様は、搭載メモリがDDR128MBで、コアクロック250MHz、メモリクロックは223MHz(DDR446MHz)。ブラケットにはVGA端子、DVI端子のほかS-Video出力端子がつく。販売価格はOVERTOPで2万3750円、高速電脳、コムサテライト2号店、クレバリー1号店、USER'S SIDEで2万3800円、コムサテライト3号店で2万3980円、コムサテライト1号店で2万4800円となっている。

 ところで、Zalman Techによるとこの「SVTi4200-128HS」に装備されるヒートシンクだが、今後上Computex Taipei 2002速報!で出展されていた「ZM50-HP」と、これよりサイズの大きい「ZM80-HP」という2つのサイズでの単体販売も予定しているようだ。



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