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三洋電機、家庭向けの液晶プロジェクター『LP-Z1』を発売

2002年09月12日 17時28分更新

文● 編集部 矢島詩子

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三洋電機(株)は12日、家庭向けの液晶プロジェクター『LP-Z1』を10月21日に発売すると発表した。価格は25万円。色は、“ラグジュアリーブラック”と“エレガンスブルー”の2色用意され、“エレガンスブルー”については特別カラーモデルとして500台限定で販売される。

『LP-Z1』
『LP-Z1』

『LP-Z1』は、約157万画素(964×544画素)の0.7インチポリシリコンTFTアクティブマトリクス液晶パネルを採用。画面サイズは最小30インチから最大200インチ(約1.1mから6m)、6畳の部屋で100インチ(画面サイズ約2.2×1.2m)を、約3mの距離から投影できる短焦点レンズ(f=21.2から25.4mm)を搭載しており、設置スペースが最小限にとどめられる工夫がなされているという。

また、レンズ部分には画面位置を上下左右に移動できる“上下左右レンズシフト”機能があり、画質を損なうことなくスクリーン中央以外にプロジェクターを設置することができるという。

このほか、使用する環境温度を解析して、排気ファンを適切な回転数で駆動する“ファン回転リニアコントロール技術”で、28dBAの静かさを実現したほか、ホームユース専用として、高い色再現性を実現する、高色純度光学系“ハイコントラストオプティカルシステム”を搭載しており、輝度は700ANSIルーメン、コントラスト比が800:1となっている。

本体サイズは幅333×奥行き246.5×高さ108.5mm、重量は3.4kg。入力は、ビデオが、コンポーネント、Sビデオ、コンポジットと、パソコンがミニD-Sub15ピン×1。電源はAC100Vを使用し、消費電力はブライトモード時が210W、シアターブラックモード時が180W、待機時が12W。着脱式の電源コード(2m)が1本、ワイヤレスリモコンが1個、ビデオケーブル(3m)が1本付属する。

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