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クラムワークス、Mozillaを起動できるLinux搭載ROMカートリッジ『Magic NC』を発売

2002年09月11日 01時41分更新

文● 編集部

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(有)クラムワークスは11日、パソコンのIDEポートに装着することで、ウェブブラウザー『Mozilla』を起動できるセルフブートのフラッシュROMカートリッジ『Magic NC(マジック・エヌシー)』を開発したと発表した。同日付けではウェブによる直販と出荷を開始する。価格は9800円。

『Magic NC』
『Magic NC』

『Magic NC』は、LinuxベースのROM OS(Linux 2.4.18)と『Mozilla』、ウィンドウシステム(XFree86)、日本語入力システム(Canna)などを32MBのフラッシュROMに格納しており、ウェブブラウザー、電子メールの送受信、HTMLエディター、アドレス帳などの機能を利用できるほか、フラッシュROMの約8MBの空き領域に受信した電子メールやアドレス帳のデータを保存することもできる。IDEポートに接続すれば利用でき、デバイスドライバの設定も自動で行なわれる。電源は5Vで、消費電力は待機時35mW/最大325mW。本体サイズは幅56×奥行き8×高さ29mm。耐衝撃性は1000G、耐振動性は15G。対応機種はCeleron-333MHz以上を搭載したPC/AT互換機。電源ケーブルが付属する。

動作中の画面イメージ
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