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AOpenからロープロファイル対応ビデオキャプチャカード「Video Station VA1000 MAX」が発売

2002年09月07日 23時51分更新

文● HINOMOTO

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「Video Station VA1000 MAX」

 AOpenから、TVチューナー付きロープロファイル対応ビデオキャプチャカード「Video Station VA1000 MAX」が発売された。
 同社からは、低価格キャプチャカードではおなじみのConexant製“BT878”8bitデコードチップを搭載した「Video Station VA1000 Plus」などが発売されていたが、今回は新たにPhilips製“SAA7130”デコードチップを採用している。“SAA7130”は、Monster TVなどで実績のある9bitデコーダ“SAA7134”からFMチューナ機能などが省略されたチップで、NEC製「Smart Vision Pro3」でも採用されているものだ。



ブラケット部の各種コネクタ “SAA7130”9bitデコーダチップ
ブラケット部の各種コネクタ新たに採用された“SAA7130”9bitデコーダチップ
目立つ黄色いパッケージ 付属のリモコン
目立つ黄色いパッケージ付属のリモコン

 ブラケットには、75 ohm IEC 同軸ケーブル入力、RCA、S-VIDEO入力、ラインオーディオ出力とリモコンレシーバのケーブルを繋ぐ端子がつく。TVチューナ機能は、ステレオNTSCアンテナ対応で、VHF(ch1-ch12)、UHF(ch13-ch62)と、ケーブル会社による制約はあるもののCATV放送もが受信可能。動画キャプチャサイズは640x480、320x240、160x120でソフトウェアによるMPEG1/2リアルタイムキャプチャが可能となっている。画質面では9bitデコードチップ“SAA7130”を採用した他、信号入力部へのノイズを軽減するというAOpenオリジナル機能“V.R.M.(Voltage Regulator Module)”を搭載する。

 また、豊富な付属ソフトウェアもこの製品の特徴だ。タイムシフト再生に対応するほか、EPGを利用しての番組の録画予約、メールを利用して外出先からの録画予約まで可能。付属の「ドコデモTV」を利用してLAN経由で他のPCからTV番組を見ることができるのも面白い。価格はOVERTOP、高速電脳、T-ZONE.DIY SHOP、T-ZONE.AKIBA PLACEで1万2800円、コムサテライト1号店、コムサテライト3号店で1万2980円、TSUKUMO.eXで1万2799円、DOS/Vパラダイス本店で1万3500円となっている。



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