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Linuxエンジニアの能力は「固有の資産」 -スルガ銀行エスイーバンク支店が「Turbo-CE/Turbo-CE Pro」取得技術者に指定金融商品の金利優遇を開始

2002年09月04日 15時46分更新

文● 編集部

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スルガ銀行エスイーバンク支店は、ターボリナックス(株)(※1)と提携し、ターボリナックス(株)が提供する認定資格「Turbo-CE/Turbo-CE Plus」取得者を対象に、特定金融商品の金利優遇サービスを開始すると発表した。

※1 ターボリナックス ジャパン(株)は、先日発表された(株)SRAによる株式取得を受け、9月1日付で社名を「ターボリナックス株式会社」に変更している。

サービスの対象となる金融商品は、「ITサポートローン」と「ITホームローン」だ。

「ITサポートローン」は、システムエンジニアとして1年以上の経験があり、安定した収入がある顧客を対象に、指定された資格の合格証の写しを郵送することで金利1%優遇が受けられるというもの。おもにキャリアアップを目指した資格取得資金などを想定したサービスだ。融資限度額は100万円。なお、最初の3カ月は一律金利4%優遇を受けることができる。

「ITホームローン」は、エンジニア歴5年以上、前年度所得500万円以上の顧客を対象に、エンジニアの資格に応じて担保評価が最大150%まで優遇されるほか、最大2%の金利優遇を受けることができるというもの。融資限度額は担保評価額の最大150%以内で、1億円以下の金額になる。融資期間は最大35年。

これらのサービスを受けることができたのは、これまでITコーディネーターやシステム監査技術者などの国家資格、米Microsoftや米Cisco Systemsなどの認定資格を取得したエンジニアだったが、今回「Turbo-CE/Turbo-CE Pro」資格取得者も新たに対象に加えられた。スルガ銀行エスイーバンク支店では、このような資格をエンジニアの「固有の資産」として評価し、ファイナンス面での支援活動を展開するとしている。

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