このページの本文へ

ソニー、縦置き型の家庭用デジタルフォトプリンター『DPP-EX5』を発売

2002年09月03日 19時26分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ソニーマーケティング(株)は3日、デジタルカメラで撮影した画像を家庭で手軽に写真画質で印刷するためのデジタルフォトプリンター『DPP-EX5』を10月12日に発売すると発表した。価格はオープン。編集部による予想販売価格は2万8000円前後。

『DPP-EX5』
『DPP-EX5』

『DPP-EX5』は、403×403dpiのプリントヘッドを搭載する昇華型熱転写方式のプリンターで、1ドットごとに1677万色(YMC各色8bit)に対応する。Exif Print(Exif2.2)に対応した自動画質補正機能“オートファインプリント2”のほか、画像加工/編集アプリケーション“クリエイティブプリント”を搭載する。画像編集機能は、拡大縮小が60~200%(10%ステップ)、回転、画質調整(明るさ/色合い/色の濃さ/シャープネス)、エフェクトセピア/モノクロ/ペイント)、文字入力(和文フォント1種類/欧文フォント5種類/JIS第1水準漢字)など。印刷できる画像フォーマットは、DCF準拠Exif(2.1/2.2)、JPEG準拠TIFF(RGB非圧縮)、JPEG 4:4:4/4:2:2/4:2:0(ベースラインJPEG、BMP(24bit/Windows形式)、JFIF。対応する用紙は、ポストカードサイズ(1612×2418ドット)、Lサイズ(1412×2015ドット)、スモールサイズ(1516×1137ドット)。印刷時間はポストカードサイズで1枚あたり約90秒。Lサイズフチ無しプリントにも対応する。ラミネート加工“スーパーコート2”によりアルバム保存時の耐久性は100年相当になるという。

インターフェースはUSB 1.1、映像出力(NTSC/ピンジャック)、メモリースティックスロット。USBでプレイステーション2と接続すれば、ゲーム画面をプリントできる“GamePrint”機能を利用できる。電源はAC100V。消費電力はプリント時が最大約107Wで、スタンバイ時は約1W。本体サイズは幅78×奥行き288×高さ200mm(ペーパートレイ取り付け時の奥行きは396mm)、重量は約2.3kg。縦型にしたことで接地面積が従来機種『DPP-SV55』の約1/3になったという。

同時発売のLサイズフォトペーパー『SVM-30MS』(30枚入り)の価格は1200円。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン