日本ベリサイン(株)は3日、個人向けの“電子証明書発行サービス”を4日15:00より、(株)ニフティのインターネット総合サービス“＠nifty”(アット・ニフティ)にて開始すると発表した。利用料金は1メールアドレスにつき月額200円。
“電子証明書発行サービス”は、日本ベリサインが認証局運用規定に沿って運用する認証局から、＠niftyが提供しているメールアドレスに対して電子証明書を発行するもので、PKI方式(公開鍵基盤)を利用して、デジタル署名とメールの暗号化を行なう。これにより、Outlook Expressなど、電子署名・暗号化に対応しているメールソフトでの、電子メールへの署名・暗号化が可能になる。
同社は5月に、国内の主要ISP7社と、一般個人および企業内個人用電子証明書発行サービスで提携しており、ニフティも提携ISPのひとつとして名を連ねていた。
利用方法は、“＠nifty 電子証明書発行サービス”のウェブサイト上へアクセスし、申請に必要な項目を記入するとユーザー認証が行なわれる。その後、日本ベリサインから証明書が発行されるので、ユーザーは＠nifty経由で電子証明書をダウンロードするという手順になる。
