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インフォマジック、リアルタイムビデオ編集カードの低価格版『Matrox RT.X10』を発売

2002年09月02日 15時20分更新

文● 編集部

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ジャパンマテリアル(株)のインフォマジック事業部は8月30日、カナダのMatrox Electronic Systems社が開発したリアルタイムビデオ編集カードのローコストモデル『Matrox RT.X10』を9月下旬に発売する予定と発表した。価格は7万9800円の予定。

『Matrox RT.X10』『Matrox RT.X10』

『Matrox RT.X10』は、ビデオ編集ツール『Adobe Premiere』ベースのリアルタイムビデオ編集カード(3/4 size PCIカード)。既に発売されている『Matrox RT.X100』と同様に、CPUの能力を利用してソフトウェアによるリアルタイムビデオ編集を可能とするスケーラブルテクノロジー“Power of X”と、専用ハードウェア“Flex3D”を採用する。

リアルタイム処理が可能な機能は、Matrox独自のトランジションやエフェクトと60種類以上のAdobe Premiereのトランジション、色補正、色相・彩度・輝度・コントラストの変更、カラーバランスの調整、ストップモーションキャプチャーや一定間隔ごとのラプスキャプチャー、エフェクトの組み合わせ、キーフレームクロッピングなど。3時間以上のアナログまたはデジタルのキャプチャーが可能で、音声と映像は別々にキャプチャーされる。16:9ワイドスクリーンに対応し、作成したオリジナルビデオはDVDへの保存が可能。RealVideo、Windows Media、QuickTimeなどにもファイルの出力が可能となる。

付属ソフトは、DVキャプチャーユーティリティー『Matrox Media Tools』、ビデオ編集ツール『Adobe Premiere』、タイトル作成ソフト『Inscriber TitleExpress』、音楽作成ソフト『SmartSound Quicktracks』、DVDオーサリングソフト『Sonic DVDit! LE』。

対応OSはWindows XP/2000(SP2以降)。最小動作環境の対応機種はPentium III-1GHz/Pentium 4-1.8GHz/Athlon XP 1500+以上を搭載したPC/AT互換機。AGPバス対応のVGAカード(“Millenium G450/550”/“Parhelia”シリーズを推奨)が必要となる。

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