ラオックス営業本部ソフト事業部部長兼仕入部部長の波木井 薫氏 |
すでにニュースで紹介しているように、中央通り沿いにできるラオックスの新店舗がASBITCITY(アソビットシティ)に決定した(※表記が若干変更になるかもしれない)。これを機会に編集部では新店舗の概要について、ラオックス営業本部ソフト事業部部長兼仕入部部長の波木井 薫氏にインタビューを実施した。波木井氏は現GAME館、HOBBY館を立ち上げ、今回の新店企画の中心人物だ。
8階にはイベントスペースを設ける
――10月にオープンの店名ですが
はい、一応、インターネットで行った公募によってASOBIT CITY(アソビットシティ)に決まりました。ただし、ロゴはまだ決まってません。
――新店舗の概要は?
7階まで売り場にして、8階はイベントスペースと。ダントツ日本一のエンターテインメントショップを目指します。
――ゲームあり、DVDあり…、どちらかというとソフト重視の店舗とうかがってますが?
そうですね、完全なソフト重視の店舗になると思います。
――ライバル店としてはヤマギワソフトさんや石丸さんと考えてよろしいんですか?
私どもには開店して11年になるゲーム館や今年3年目に入るホビー館があります。すでにDVDはやってますから、これにCDを商品として加える。そしてホビーからちょっと外れたキャラクター関連商品、玩具ホビーも加えていきます。今のゲーム館やホビー館というのは秋葉原のユーザーにマッチングしているんですが、今度の店舗は秋葉原以外のお客さんにも来店していただきたいと考えています。
――8階のイベントスペースなんですが、例えばヤマギワさんや石丸さんでは、DVDやCD購入者に向けたイベントを開催しており、タレントの握手会などを行っている。そういうこともやられるんでしょうか?
まあ、あちらは専門ですから…。売り上げに貢献するなら、そういうこともできるようにしたいと考えています。いろんなことに多目的に使っていきたいですね。また、各フロアにイベントコーナーと言いましょうか、お客さんが参加できるスペースを作りたいと考えています。
――イベントスペースは300人とか400人くらいは収容できるんでしょうか?
そんなには入らないと思います。石丸電気さんより大きいですけど。例えば、椅子に座ってもらうことを考えると、計算上そんなには収容できないんです。また、ステージもつくらなきゃいけない、音響効果もそこそこにしなきゃならない。柱が邪魔になってしまうなど
ホビーフロアにはエアガン試射コーナーも
―― 一方で、アキデバが、ホビー関係では力を入れてます。ガンダム関係の製品がズラリと並んでいたり…、あのような商品、あるいはフィギュア関係も入ってくるということですね
アキデパ3F |
入ってきますね。7フロアで1500坪の売り場面積になりますんで、広くやれるんじゃないかなと思ってます。最初は1500坪の面積は大き過ぎるなと思ってたんですけど、今じゃ担当者から1500じゃ小さいよ、という意見がでてきました。ですから大いに盛り上がってますね。それにエアガンもやりますし…。試射コーナーも作ろうと思ってます。できれば16mくらいの長さで処理可能なものが丁度いいですかね
――それはホビーフロアにできると
そうです、料金もらって撃てるようにするかどうかはわかりませんが
――ゲーム館は移転という形ですね
そうですね、新店に吸収ということになります。他の店舗は動きません。
――ホビー館はどうなるんでしょう。GAME館のXboxフロアももったいないような気がしますが
GAME館のXboxフロア |
さらに充実させていきたいと思ってます。もっともっとビックリするようなものも考えてます。楽しい店舗ですね。また、メーカーにとってもあそこでやりたいんだ、と思わせるような店舗。つまり、メーカーとのタイアップを絶えず行っていける店舗ですね