ラオックスが旧T-ZONE.本店ビルに巨大な総合エンターテインメントショップを作ると発表したのは7月29日のこと。このニュースは、量販店がらみの進出や吸収合併の話題でもちきりの秋葉原に、少なからず波紋をなげかけた。
今回、編集部でラオックス株式会社営業本部に取材を行ったところ、店名は「ASOBIT CITY」(アソビットシティ)に決定。WEBサイトなどで一般公募した結果、その中に“アソビット”という案があり、最終的に前述の店名に決定したという(ロゴ・表記方法などの詳細は決まっていない)。
HOBBY館はそのまま残り、さらにパワーアップした店舗に? | GAME館は新店舗に吸収される |
今回の新店舗は、1階から7階まで売り場を設け、8階はイベントスペース。すべて合わせると約1500坪で、秋葉原では最も広い店舗ということになる。内容は書籍、ゲーム関係、ホビー関係(キャラクターものを含む)、アダルト関係を扱っていくということだが、この他、邦楽・洋楽CD、DVDなども考えているとのことで、ヤマギワ(ソフト館)や石丸電気(ソフトワン)もライバルとなる可能性が大きい。タレント関係のイベントを8階で開催するかどうかは未定だが、検討事項には入っているようだ。
また、各フロアに体感コーナーを作るというのは同社のリリースの通りだが、ホビー関係のフロアには「エアガンを体験できる専門スペースも作りたい」とのこと。2階と4階にはトイレが新設される。オープンは10月10日。
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