エヌ・ティ・ティ・ソフトウェア(株)は30日、米Vuico(ヴイコ)社が開発したモバイルメッセージングソフト『GoWireless(ゴーワイヤレス)』の日本市場向け製品を同社と共同で開発すると発表した。
『GoWireless』は、Java対応の携帯端末を通して、グループウェアや業務システムなどを世界中のどこからでも利用可能にするモバイルメッセージング製品。NTTソフトのモバイルJava向け分散オブジェクトミドルウェア『BLUEGRID』をベースとしている。
両社は、日本語へのローカライズやカラー対応、スケジュールや受信メールのスクラッチパッドへの保存機能の追加などを行ない、11月の製品化を予定している。Vuicoは、2001年7月に設立された会社で、NTTソフトも出資を行なっている。同社は30日付けで30万ドル(約3600万円)の増資を行なった。