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ネットレイティングス、2002年7月のインターネット利用動向を発表――家庭・職場ともにウェブ利用は金曜に減少

2002年08月28日 19時42分更新

文● 編集部 矢島詩子

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ネットレイティングス(株)は28日、2002年7月度のインターネット利用動向の調査結果を発表した。

これによると、家庭からの主要ウェブサイト、ヤフージャパン、MSN、インフォシークへのアクセスの利用は土曜・日曜に増加し、金曜が減少。いっぽう、職場からのウェブ利用は、土日のアクセスが大幅に減少するものの、平日では家庭からのウェブ利用と同様、金曜の利用者数が最も少なくなっている。

家庭でも職場でも金曜日の利用が最も少なくなるのは、週末は外食や買い物、趣味など、ウェブ利用以外に時間を割く人の割合が多いためと同社では述べている。

インターネット利用動向の調査については、“Nielsen//NetRatings”が契約顧客に対して提供しているインターネット利用動向情報サービスのデータをもとにしている。

分析を担当した同社チーフアナリストの布袋宏美氏は、「新聞やテレビなどのマスメディアや小売業では、曜日特性の傾向分析は不可欠。ウェブメディアや電子商取引サイトではまだそのような視点からの対応は進んでいないのが現状だが、今回のような客観的データを利用することで、曜日別・時間帯別の接触状況と利用者特性にあわせたコンテンツ構成や広告プランニング手法が、今後、急速に進展するだろう」とコメントしている。

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