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NTTビズリンク、モバイル端末向けコンテンツ変換サービス“モバイルゲートウェイ 画像変換サービス(仮称)”を開始

2002年08月26日 17時56分更新

文● 編集部

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エヌ・ティ・ティ・ビズリンク(株)は26日、企業のパソコン向け静止画コンテンツを、iモード/EZweb/J-SKYなどの各方式に対応した携帯電話およびPDA向けにフォーマット変換して送信するサービス“モバイルゲートウェイ 画像変換サービス(仮称)”を27日に開始すると発表した。料金は、初期費用が7万円からで、月額利用料が12万8000円(変換画像数50枚)から。

サービスイメージの図
“モバイルゲートウェイ 画像変換サービス(仮称)”のイメージ

“モバイルゲートウェイ 画像変換サービス(仮称)”は、画面サイズや画像形式の異なる端末の機種を判別して画像フォーマット/画像サイズ/解像度を変更して配信するサービス。テキストの変換を行なうサービス“モバイルゲートウェイ テキスト変換サービス(仮称)”を組み合わせれば、画像を含んだパソコン向けのウェブコンテンツやiモードのコンテンツを配信することもできるという。配信対応端末は、iモード、J-SKY、EZweb、Palm OS、Pocket PC、Lモード、WAKWAKステーションなどのフォーマットに対応したもの。

画像変換サーバーには、画像処理ソフト『Adobe Photoshop』の技術をベースにした、米ピクチャーアイキュー(PictureIQ)社の専用画像変換サーバー『PictureIQ TransForce』を利用しており、高画質の画像をASPとして配信できるという。なお、サービスは、“NTTビズリンクnDC(ネットワーク型データセンター)”において提供し、ネットワークから変換サーバーまで二重化するとともに負荷分散を行なっている。また、24時間365日の監視を行なうとしている。

同社では、サービス対象として、商品画像を利用したECサイトのモバイル化、レストラン/中古車/不動産などの情報コンテンツプロバイダーのモバイル向けの情報発信、待受け画面などを提供する画像コンテンツプロバイダーのマルチデバイス対応、金融/証券会社の株式チャートなどの新たな付加価値情報の提供、受発注システムの中の製品情報などイントラネットでのモバイル利用などを想定している。また、秋には動画の変換を行なうサービス“モバイルゲートウェイ 動画像変換サービス(仮称)”も提供する予定としている。

なお、10月末日までに契約したユーザーに対しては、1ヵ月ぶんの月額利用料金を無料にするという。

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