ついに登場したx86系プロセッサ最速のPentium 4-2.8GHz。同時に2.66GHz、2.60GHz、2.5GHzも登場し、2.53GHzも大幅な価格引き下げが行われた。それに対しAthlon XPも、登場が待たれていた2600+こそ遅れているものの既存モデルの大幅値下げが行われ、CPUをめぐる動きが一気に慌しくなってきた。そこで今回は激動の両CPUの緊急価格調査を行った。
なお、Pentium 4の新クロック登場ということで気になるのがSocket478マザーボードの対応状況。本サイトでASUSTeK製i850Eマザーボード「P4T533-C」とPentium 4-2.8GHzを組み合わせてテストを実施しているが、自動的にデフォルト電圧1.525Vにセットされた。ショップの情報によると、一部ベンダにおいては“i850”“i845”系チップセット搭載マザーボード用のβ版対応BIOSの公開がすでに始まっているということだが、現時点ではCPU自体が未だ未発表。正式対応がうたわれているマザーボードはまだ存在していないため確実な動作保証はない点は注意が必要だ。