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AGP 8xに倍速V-Linkサポート、そしてPC3200(DDR400)非対応の“KT400”搭載マザーがデビュー!第1弾はGigabyte!!

2002年08月23日 19時52分更新

文● 小磯

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デビュー

 Athlonファミリ向けのVIA製最新チップセット“Apollo KT400”を搭載するマザーボードがアキバにデビューした。第1弾となったのは先に展示も行われているGigabyte製「GA-7VAXP」だ。実売価格は1万4779円~1万5980円。



PC3200(DDR400)をサポートしないKT400
GA-7VAXPでは一部PC3200メモリを“推奨”

KT400
“Apollo KT400”のNorth Bridge“VT8368”(写真は展示品のもの)

 KT400(VT8368+VT8235)については、当初その型番どおりPC3200(DDR400) DDR SDRAM対応と言われていたが、土壇場にPC2700(DDR333)までの対応とされた。このため“400”という数字が非常に誤解を招きやすいものとなってしまっている感は否めないものの、AGP 8xのサポートや、North BridgeとSouth Bridge間を結ぶバス“V-Link”が“8x V-Link”となり帯域幅も従来の2倍となる533MB/秒となった点が従来製品“Apollo KT333”からの着実な進歩を感じさせてくれている。PC3200 DDR SDRAMをサポートしないとなれば、かつて名前が上がり、キャンセルされた幻のチップセット“Apollo KT333A”そのもののような気がしないでもないが…。なお、KT400とKT333の主な違いはVIAによると以下のとおり。


VIAによる、KT400とKT333の違い
Apollo KT400Apollo KT333
North BridgeVT8368VT8367
メモリバス200/266/333MHz200/266/333MHz
AGPAGP 8xAGP 4x
V-Link帯域幅533MB/秒266MB/秒
South BridgeVT8235VT8233シリーズ/VT8235
AGP8x DDR400+

 一方GA-7VAXPのパッケージには“DDR400+”と書かれたシールが貼られ、さらにマニュアルではサポートされるメモリとしてPC3200 DDR SDRAMの文字が踊っているのは気になるところだ。マニュアルには対応PC3200 DDR SDRAMモジュールのリストも掲載されている。この点について日本ギガ・バイトによると、PC3200 DDR SDRAMはKT400の仕様に対してオーバークロックとなるため動作保証は行えないものの、Gigabyteではマニュアルに掲載してあるモジュールでPC3200動作を確認できており、これらは「推奨メモリ」であるという。推奨されているモジュールであれば、KT“400”動作を期待できるというわけだ。その推奨メモリは現在のところMicron製チップ“MT 46V16M8 TG5 ES B”搭載のCrucial(Micron)純正256MB(CL=3)と128MB(CL=3)モジュール、Samsung製チップ“K4H56838D-TCC4”搭載のSamsung純正256MB(CL=3)、128MB(CL=3)モジュール、そしてWinbond製チップ“W942508BH-5”搭載のApacer製256MB(CL=2.5)モジュールの5製品。
 ちなみにこのほかKT400の公式仕様を超える部分としては、FSB 333MHz版Athlon XPのサポートも挙げられる。第4四半期にも登場と言われる166MHz駆動のAthlon XPへの対応がうたわれた製品はGA-7VAXPがはじめて。



サポート外
一部代理店は独自に「PC3200はサポート外」というシールをパッケージに貼っているPC3200サポートをうたうマニュアル
PC3200モジュール FSB 333MHz
“Note”として説明されている対応PC3200モジュール一覧マニュアルはFSB 333MHz版Athlon XP対応もうたっている
GA-7VAXP
「GA-7VAXP」。AGPスロットが1.5V専用なのに注意

 ボード自体のデザインは先に展示されていたものと変わりなく、Gigabyte独自のBIOS保護機構“DualBIOS”に始まり、VIA製のIEEE1394コントローラ、Promise製のIDE RAIDコントローラ、Realtek製のネットワークコントローラ、6ch出力対応のAC'97コーデックというGigabyteお馴染みの面々がオンボードに並んでいる。これに、South Bridgeである“VT8235”内蔵のUSB2.0コントローラまで利用可能だ。3本のDIMMスロットは最大3GBまで搭載可能となっているが、KT333のように、PC3200 DDR SDRAMは2本まで、といったモジュール枚数制限があるかどうかは現在のところ不明。拡張スロットはAGP×1、PCI×5で、AGPスロットは1.5V専用となった点には注意が必要だろう。KT333で利用できた3.3V AGPカードは今回、物理的に差せなくなっている。



外部インターフェイス USB2.0&IEEE1394 デジタル出力
外部インターフェイス一覧。ブラケットはUSB2.0×4とIEEE1394×3、同軸&光デジタル出力と、合計3つ用意されている

 FSBはベースとなるクロックを100/133/166MHzのなかから選択し、そこから1MHz刻みで設定可能。最高200MHzまで設定できるが、ベースとして166MHzが設定できる点は要注目だ。倍率は5.0~12.5xの範囲を0.5x刻みでで設定可能。VCoreはデフォルトに対して+5/+7.5/+10%の設定ができ、AGPとDIMMスロット供給電圧はデフォルトに対して+0.1/+0.2/+0.3Vの設定が行える。

“標準モデル”というべき「GA-7VAX」もラインアップされているが、この登場にはもうしばらく時間がかかるようだ

 制限付きで、しかも保証外とはいえ、PC3200 DDR SDRAMを利用できる可能性があり、しかもFSB 333MHz版Athlon XPへの対応がうたわれているとなれば、俄然食指を動かされる人もいることだろう。フル機能ながら1万円台中盤という価格も魅力的で、このところ低調だったAthlon XP関連市場を盛り上げるカンフル剤となるかもしれない。


24日現在の価格情報
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\15,980TWOTOP 秋葉原本店
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