バリュークリックジャパン(株)は23日、費用対効果が高いバナー広告を自動で配信調整する機能を持つ広告配信サービス“Value Optimizer(バリューオプティマイザー)”を9月に開始すると発表した。
“Value Optimizer”は、クリック率が高く、申し込みが多いなど、費用対効果が高いバナー広告をシステムが瞬時に判断し、該当のバナーを優先的に配信できるという。また、広告媒体だけでなく、広告主のウェブサイトにも配信できる。
稼動状況は、インターネット広告/配信結果のすべてを一元管理できる“キャンペーンパフォーマンスレポート”、クリック率/申し込み数などを登録し、パフォーマンスをモニタリングする“キャンペーンモニタリングレポート”、実際に広告を見た人数を測定できる“リーチ&フリークエンシーレポート”で確認できる。
バリュークリックジャパンが自社実験を行なったところ、12日目にクリック率が最大で2.14倍に向上。さらに通常の露出保証型サービスに“Value Optimizer”を利用した場合の試算では、最大で約270%コストパフォーマンスが向上したという。
バリュークリックジャパンが行なった配信実験の結果。左のグラフはクリック率、右のグラフはクリック数/配信量について |
原稿の形式は、横468×縦60ピクセル、または横125×縦125ピクセル、横468×縦24ピクセルのGIF形式で本数制限はない。
価格は、1インプレッション(表示回数)あたり0.5円(10月1日より)。ただし9月1日から30日の配信に限り、トライアルキャンペーンとして1000万インプレッションを、広告配信料200万円(1インプレッションあたり0.2円)で提供するという。