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バリュークリックジャパン、バナー自動配信調整機能を持つ“Value Optimizer”を発表

2002年08月23日 18時53分更新

文● 編集部 矢島詩子

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バリュークリックジャパン(株)は23日、費用対効果が高いバナー広告を自動で配信調整する機能を持つ広告配信サービス“Value Optimizer(バリューオプティマイザー)”を9月に開始すると発表した。

“Value Optimizer”は、クリック率が高く、申し込みが多いなど、費用対効果が高いバナー広告をシステムが瞬時に判断し、該当のバナーを優先的に配信できるという。また、広告媒体だけでなく、広告主のウェブサイトにも配信できる。

稼動状況は、インターネット広告/配信結果のすべてを一元管理できる“キャンペーンパフォーマンスレポート”、クリック率/申し込み数などを登録し、パフォーマンスをモニタリングする“キャンペーンモニタリングレポート”、実際に広告を見た人数を測定できる“リーチ&フリークエンシーレポート”で確認できる。

バリュークリックジャパンが自社実験を行なったところ、12日目にクリック率が最大で2.14倍に向上。さらに通常の露出保証型サービスに“Value Optimizer”を利用した場合の試算では、最大で約270%コストパフォーマンスが向上したという。

バリュークリックジャパンの配信実験
バリュークリックジャパンが行なった配信実験の結果。左のグラフはクリック率、右のグラフはクリック数/配信量について

原稿の形式は、横468×縦60ピクセル、または横125×縦125ピクセル、横468×縦24ピクセルのGIF形式で本数制限はない。

価格は、1インプレッション(表示回数)あたり0.5円(10月1日より)。ただし9月1日から30日の配信に限り、トライアルキャンペーンとして1000万インプレッションを、広告配信料200万円(1インプレッションあたり0.2円)で提供するという。

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