プラネックスコミュニケーションズ(株)は23日、光ファイバーケーブルによる広帯域サービスに対応したブロードバンドルーター『ZIMA FX2(ジーマ・エフエックス・ツー)』を8月下旬に発売すると発表した。価格はオープン。オンライン直販“PCI Direct”では24万8000円で販売する。
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| 『ZIMA FX2』 |
『ZIMA FX2』は、クロック周波数が600MHzのCISCプロセッサーと256MBのメモリーを搭載し、ルーティングの実行スループットが90Mbpsの高速ブロードバンドルーター。PPPoE(Point to Point Protocol over Ethernet)に対応し、クライアント機能を搭載する(セッション・キープ・アライブに対応)。ルーティングプロトコルは、IPv4がRIPv1/RIPv2に対応し(OSPF、BGPDにも対応予定)、IPv6がRIPng/OSPFv6に対応する予定(オプション)。パケットフィルタリングによるファイアーウオール機能を搭載し、アドレス、プロトコル、ポート番号によるフィルタリングに対応する。SNMPはSNMPv1/v2/v3に対応。NAT/IPマスカレード(NAPT)機能、DHCPサーバー/クライアント機能、DMZ機能などを搭載しており、IP Unnumberedにも対応する(最大16個の固定IP)。各種設定はウェブブラウザーで行なえ、TFTPによるファームウェアのアップデートにも対応する。
ポートは、10/100BASE-TX対応を、WAN用、LAN用、DMZ用に各1ポートずつ装備する。コンソール用にシリアルポート(D-Sub9ピン)も装備する。電源はAC100～240Vで、消費電力は80W。本体サイズは幅445.5×奥行き312×高さ44.4mm(1Uラックマウント対応)、重量は4.4kg。対応OSは、Windows 95/98/Me/2000/XP/NT、Mac OS、UNIXなどTCP/IPを実装するもの。
