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アジェンダ、はがき作成ソフト『宛名職人 2003』やインターネットカード作成ソフトなど3製品を発売

2002年08月26日 16時51分更新

文● 編集部

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(株)アジェンダは26日、はがき作成ソフトの最新版としてWindows版の『宛名職人 2003』とMac OS版の『宛名職人 Ver.10』、インターネット専用カード作成ソフト『eカードマスター3DX』の3製品を10月1日に発売すると発表した。価格は『宛名職人 2003』が4980円、『宛名職人 Ver.10』が5480円、『eカードマスター3DX』が3980円。

『宛名職人 2003』

『宛名職人 2003』は、はがき/宛名印刷が行なえるWindows対応のはがき作成ソフト。異体字を含む人名外字を1820文字のほか、3Dイラスト作成機能“3DX”を搭載したのが特徴。人名外字を搭載したことで、「わたなべ」や「さいとう」といった異体字の多い名前も正しい表記で印刷できるようになった。フォントは和文22書体を含む125書体を収録しており、人名漢字用の毛筆フォントも2書体を利用できる。住所録には、自宅・会社だけでなく、新たに“その他”を追加しており、帰省先や移転前などに利用可能という。また、IME2002に対応した約4120万件の電話番号辞書も搭載している。住所録データベースは、各社のはがき作成ソフトのほか、携帯電話メモリー編集ソフト、Jアドレス 1.0、ContactXML 1.1、CSVほかの読み込みにも対応しており、電子地図ソフト、路線検索ソフトなどとの連携も行なえるという。表示モードとして、簡易表示モードが搭載され、画面の小さいノートパソコンなどでも操作しやすくしたという。

『宛名職人 2003』の画面
『宛名職人 2003』の画面

新機能である3Dイラスト作成機能“3DX”は、あらかじめ用意されている人物や動物のイラストに、デジタルカメラなどで撮影した顔写真を貼り付け、視点を上下左右に移動したり、回転させたりしてアングルを決め、画像を作成できるもの。宇宙空間/こたつなどのシーンや舞台が50種類、人物が50種類、小物が50個、干支が24種類用意されている。

そのほか、裏面のデザインを簡単に作成できるようにする機能“裏面デザイン作成アシスタント”や、作成した裏面デザインにメッセージを追加して携帯電話(iモード/EZweb/J-SKY)に送信する機能なども搭載する。また、各種のレイアウトを用意しており、はがき/宛名印刷だけでなく、封筒やタックシール、FAX用紙、郵便振替用紙、のし、表彰状などの作成も行なえるという。

インターネット機能では、同社のウェブサイトから1万6000点のイラストや1200種類の裏面デザインなどをダウンロードできるほか、最新の辞書データやプログラムをダウンロードできる(宛名職人自動アップデート)。デザインエクスチェンジ(株)のデジタル素材ダウンロードサイト“gu mantan web”から素材データ(10万点)をダウンロードできるライセンス(使用制限90日間)も付属する。オンラインのプリントサービスにも対応する。

『宛名職人 2003(CD版)』のパッケージ『宛名職人 2003(CD版)』のパッケージ

対応OSは、Windows XP/Me/98/95/2000/NT 4.0。『宛名職人 2003(CD版)』と『宛名職人 2003(DVD版)』のほか、『宛名職人 2003 アルバムマスター付き』(価格6980円)や、アップグレード版の『宛名職人 2003 アップグレード&乗換版』(価格3280円)も用意する。アップグレードの対象となる製品は、宛名職人、筆まめ、筆王、筆ぐるめ、はがきスタジオの全バージョン(バンドル版を含むが、体験版は除く)。なお、パッケージには、地図ソフト『MapFan.net Ver.2 体験版』、Palm OS連携ツール『ADD Sync for 宛名職人 体験版』、携帯電話メモリー編集ソフト『携帯シンク for AGENDA』などが同梱される。

『宛名職人 Ver.10』

『宛名職人 Ver.10』は、Macintosh用のはがき作成ソフト。Windows版の『宛名職人 2003』と同様に、人名外字を1820文字と人名外字を2種類搭載し、3Dイラスト作成機能“3DX”、裏面デザイン作成アシスタント、携帯電話へのカード送信機能、インターネット機能、各種連携機能などを搭載する。

『宛名職人 Ver.10』の画面
『宛名職人 Ver.10』の画面

対応OSは、Mac OS X 10.1以降、Mac OS 9.0.4以降。『宛名職人 Ver.10(CD版)』と『宛名職人 Ver.10(DVD版)』のほか、アップグレード版として『宛名職人 Ver.10 アップグレード&乗換版』(価格は3480円)を用意する。アップグレードの対象となる製品は、宛名職人、筆王、すぐれ筆、遊名人の全バージョン(バンドル版を含むが、体験版は除く)。なお、パッケージには、携帯電話メモリー編集ソフト『ケータイ・エディ4 for Macintosh AGENDA版』、Palm OS連携ツール『ADD Sync for 宛名職人「炭」体験版』などが付属する。

『宛名職人 Ver.10(CD版)』のパッケージ『宛名職人 Ver.10(CD版)』のパッケージ

『eカードマスター3DX』

『eカードマスター3DX』は、インターネット専用カードを作成して送信するためのソフトで、携帯電話にも対応する。デジタルカメラなどで撮影した写真やイラスト、GIF/Flashアニメーションをカードに貼り付けたり、マイクを通じて音声を録音し、WAV形式の音声メッセージとしてカードに添付したりできる。3枚組のカードまで作成可能。一般のメールソフトと同等の機能も搭載するほか、はがき作成ソフト(宛名職人)やCSV形式の住所録の読み込み、カード(メール)の配達日指定、記念日などを通知してくれるリマインダー機能なども搭載している。

『eカードマスター3DX』の画面
『eカードマスター3DX』の画面

新機能として、(株)マイクロネットが開発した3DX/3DXモバイルによる3Dアニメーション作成機能を搭載する。これは、3Dの文字やアイテムを、移動させたり、回転させたり、引っ張ったりして動かし、アニメーションを作成できるもの。iアプリにも対応する。

『eカードマスター3DX』のパッケージ『eカードマスター3DX』のパッケージ

携帯電話への送信機能は、送信したい携帯電話のアドレスを指定し、同社のサーバー宛てに作成したカードを送信すると、サーバーから送り先の携帯電話に、カードのURLを表記した“お知らせメール”が送信され、携帯電話からそのURLにアクセスするとカードを画像としてダウンロードし、携帯電話画面に表示する仕組みとなっている。iアプリ対応機種では3Dアニメーションを再生することもできる。対応OSは、Windows XP/Me/98/95/2000/NT 4.0。なお、カードの表示には専用ビューワー(Eカードビューワ)が必要となるが、無償でダウンロードできる。

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