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日本通信、メール専用のプリペイド式モバイル通信サービス“U-MAIL”を開始

2002年08月22日 22時50分更新

文● 編集部 矢島詩子

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日本通信(株)は22日、メール送受信専用のプリペイド式モバイルサービス“bモバイル・プリペイドサービス・U-MAIL(ユーメール)”を28日に発売すると発表した。1年間のデータ通信料・利用料と専用データカードがパッケージになっており、専用データカードは、PCカードの『PCカードタイプ』(BMH10-J)とコンパクトフラッシュカードの『CFカードタイプ』(VN-101BM)の2種類が用意されている。価格はオープン。編集部による予想販売価格は4万円前後。

“U-MAIL”のCFタイプ “U-MAIL”PCカードタイプ
“U-MAIL”のCFタイプ(VN-101BM)“U-MAIL”のPCカードタイプ(BMH10-J)

通信環境はディーディーアイポケット(株)のパケット方式シングルモードを利用しており、OSにWindows(CEを除く)を使用する場合、メールの送受信速度を上げるメールブースター機能“VENUS(ヴィーナス)”を利用すれば、POP3/SMTP/IMAP4 対応のメールや、Word/Excel/PowerPoint/PDFなどの添付ファイルを自動圧縮して、通常の1.5から3倍程度の体感速度で送受信できるという。

“U-MAIL”では、メール関連のプロトコルだけを通すゲートウェイサーバー“U-MAILゲートウェイ”を利用するため、ウェブブラウジングについては、画像表示は行なえないが、テキストについてはブラウズでき、ニュースサイト、検索サイト、掲示板などテキスト中心のサイトについては実用上ほとんど支障なく閲覧できるという。また、日本通信のウェブサイトと、b-mobileサイトについては通常のようにブラウジングできる。

データ通信料・利用料の更新パッケージについては2003年7月に発売予定で、『U-MAIL用6ヵ月更新パッケージ(185日)』として1万5000円で販売する予定。

PCカードタイプ(BMH10-J)の本体サイズは幅54×奥行き110×高さ10mmで重量は約50g。対応OSはWindows XP/2000/NT 4.0/Me/98/95、Windows CE2.0以上。Macintoshの場合、Mac OS 8.5以上、Mac OS X 10.1.5まで。

CFカードタイプ(VN-101BM)の本体サイズは幅51×奥行き42.8×高さ5mm、重量は約16g。対応OSはWindows XP/2000/NT 4.0/Me/98/95、CE2.0以上。Macintoshの場合、Mac OS 8.5~9.2.2。

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