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PFU、米Kofaxとドキュメントイメージング製品の販売提携に合意

2002年08月22日 20時34分更新

文● 編集部 田口敏之

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(株)ピーエフユー(PFU)は22日、米Kofax Image Products社(Kofax)のドキュメントイメージング製品の国内販売に関する提携に合意し、9月2日から順次Kofax製品の販売を開始すると発表した。

Kofaxは、イメージスキャナーで読み取ったデータを加工・補正し、アプリケーションソフトに橋渡しするデータキャプチャーソフトや、画像処理アクセラレーターカードの開発を行なっている企業。PFUは企業向けイメージスキャナーの販売を開始して以来、Kofaxとの連携によるイメージング製品を展開しており、海外ではすでにKofaxとの協業によって、イメージスキャナーとKofax製品のバンドル販売を行なうなど、密に連携しているという。

市場の拡大
イメージング機器の需要の拡大を示すグラフ

PFUは、近年日本でもイメージング機器の導入事例が増大していることを受けて、同社が提供しているイメージスキャナー“fiシリーズ”とKofax製品の連携により、欧米市場と同様、日本にも最新のイメージングテクノロジーを提供するとしている。主に、政府・自治体、金融や医療分野など、紙文書を多種多様に利用する業界などで、市場の開拓を図るという。

VRS製品を利用したスキャニング
VRS製品を利用して、青い紙をスキャニングした結果。つぶれなどが発生せず、必要な情報が読み取られている

今回両社は、Kofaxを代表する製品である“VRS(バーチャルリスキャン:仮想再スキャン)”製品を中心とする販売提携に合意した。VRSとは、用紙読み取り時に発生する用紙の傾きや、用紙の色や網掛けによる“つぶれ”などの不良画像を自動補整し、必要な情報をすべて抽出できる画像処理技術。これによって、文書や帳簿、伝票などの電子化を効率よく行なえるという。

提供する製品と価格は、イメージスキャナー『fi-4750』用VRSカード『VRS4750 BUNDLE』が72万円、イメージスキャナー『fi-4990』用VRSカード『VRS4990 BUNDLE』が44万3000円、画像処理アクセラレーターカード『ADRENALIN 650i』が19万5000円、ソフトウェアVRS『SVRS FOR Professional』が9万円。すべて、対応OSはWindows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP。

Kofax社CEOのリック・マーフィー氏
Kofax社CEOのリック・マーフィー氏「ワールドワイドでの我々の協力関係を、日本への製品の導入における協力関係に発展させようと考えている」

発表会で、Kofax CEOのリック・マーフィー(Rick Murphy)氏は「PFUとの協力によって、VRSの技術が日本でも必要とされていることを認識したので、ワールドワイドでの我々の協力関係を、日本への製品の導入における協力関係に発展させようと考えている」と述べ、「PFUには、長年の協力に感謝するとともに、日本市場での新たなチャンスを提供してくれたことに、改めて感謝を申し上げたい」と語った。

PFU常務取締役の守田正機氏「今後、日本市場で約30%のシェア獲得を目指す
PFU常務取締役の守田正機氏「今後、日本市場で約30%のシェア獲得を目指す

また、PFU常務取締役の守田正機氏は「弊社は、e-Japan重点計画などによるイメージング製品の需要の拡大の兆しを背景として、イメージングビジネスを拡大している。日本では、ドキュメントイメージングの分野はまだ育っていない。単にスキャンできれば良いわけではなく、読み込んだ文書の管理や再利用を効率よく行なうためには、VRSなどを利用したドキュメントイメージングが必要。これは、長い海外での経験からわかっている。今後、日本市場で約30%のシェア獲得を目指す」と語った。

PFUでは、今後3年間の販売目標を約20億円としている。

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