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NTT-MEとアクセリア、大規模同時アクセス対応負荷分散サービスの提供を開始

2002年08月21日 23時26分更新

文● 編集部

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(株)エヌ・ティ・ティ エムイー(NTT-ME)とアクセリア(株)は21日、NTT-MEの“MEデータセンター”を利用するコンテンツホルダー向けに、ホームページへの大規模な同時アクセスへの対応が可能な負荷分散サービスとして、アクセリアが開発したCDNサービス“DuraSite”の提供を開始したと発表した。

図1 図2
現在のインターネット上の問題点改善後のイメージ

今回提供するサービスでは、MEデータセンターに格納したホームページコンテンツを、DuraSite上のキャッシサーバーへコピーし、ホームページへのアクセスを代行配信する。大規模な設備投資をせずに、オリジナルのホームページサーバーやインターネット接続用ネットワークの負荷の低減が可能となる。国内の複数の拠点に設置したキャッシュサーバーのうち、エンドユーザーへの配信に最も効率がよいサーバーから配信するため、品質も維持されるという。導入時にサーバー側でDNSサーバーの設定を変更するが、URLやコンテンツの修正は不要。サービスの提供は申し込みから約2週間後に開始され、一定期間だけの利用も可能となる。

DuraSiteのサービスは3種類。“DuraSite J”は、負荷分散範囲が国内、キャッシュ容量が1GB、初期費が7万円、利用料金が月額50万円。“DuraSite J Light”は、負荷分散範囲が国内、キャッシュ容量が10MB、初期費が7万円、利用料金が月額15万円。“DuraSite A/U/E/G”は、負荷分散範囲がアジア・アメリカ・ヨーロッパエリアで、初期費と利用料金は負荷分散範囲や容量により別途見積りとなる。

DuraSiteと組み合わせて利用するMEデータセンターサービスのホスティングサービス(共用型)は初期費が1万5000円からで利用料金が4000円から、ホスティングサービス(専用型)は初期費が6万円からで利用料金が月額3万8000円から、ハウジングサービス(ラック)は初期費が10万円からで利用料金が月額18万円から、ハウジングサービス(IP接続)は初期費が3万円で利用料金が月額1万5000円から。

既に全国朝日放送(株)(テレビ朝日)が、TV番組とホームページ、メーリングリストサービス“a-frends”を連携した企画でアクセスが一時的に非常に大きくなるという同社のホームページに8月から本格導入している。

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