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サン・マイクロシステムズ、IAサーバ『Sun LX50』を発表

2002年08月19日 23時21分更新

文● 編集部

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サン・マイクロシステムズ(株)は、Pentium III-1.4GHzを搭載した1Uラックマウントサーバ『Sun LX50』を発表した。

Sun LX50
『Sun LX50』

『Sun LX50』は、Webサーバやメールサーバ、ファイアウォール、VPNなど、サービス提供者とインターネットの境界に設置される「エッジ・コンピューティング」での利用をターゲットに発売される。標準で『Sun Linux 5.0』がインストールされるほか、『Solaris 8 Intel Platform Edition』をバンドルしたバージョンも販売される。

プリインストールされるアプリケーションは、ApacheやTomcat、MySQL、Wu-FTPD、Sendmail、BINDといったオープンソースのものだけでなく、『Java 2 SDK Standard Edition』や『Sun ONE ASP for Linux』、『Sun Grid Engine』、『Sun Streaming Server』などが含まれる。また、SNMP標準インターフェイスを備えており、『Sun Management Center』などの管理ツールを利用したサーバ管理も可能。今後は『Sun ONE』対応のミドルウェアやアプリケーションサーバなどが順次対応する予定だ。

おもな仕様は以下のとおり。

  • CPU……Pentium III-1.4GHz(最大2基)
  • HDD……最大216GB(Ultra160 SCSI 10000RPM 72GB×3)
  • メモリ……最大6GB(PC133 SDRAM×6)
  • リムーバブルドライブ……フロッピー/24倍速CD-ROMコンボドライブ
  • ネットワークポート……10/100BASE-TX×2
  • PCIスロット……フルサイズ・ノーマルプロファイル×1、ハーフサイズ・ロープロファイル×1

『Sun LX50』の製品ラインナップと価格は以下のとおり。

CBT-L1FH36VSLM/CBT-S1FH36VSLM
CPU……Pentium III-1.4GHz×1
HDD……36GB
メモリ……512MB
OS……Sun Linux 5.0(CBT-L1FH36VSLM)/Solaris 8 2/02 Intel Platform Edition(CBT-S1FH36VSLM)
価格……41万9000円
CBT-L1JK72VSLM/CBT-S1JK72VSLM
CPU……Pentium III-1.4GHz×2
HDD……72GB
メモリ……1GB
OS……Sun Linux 5.0(CBT-L1JK72VSLM)/Solaris 8 2/02 Intel Platform Edition(CBT-S1JK72VSLM)
価格……64万4000円
CBT-L1JL36VSLM/CBT-S1JL36VSLM
CPU……Pentium III-1.4GHz×2
HDD……36GB
メモリ……2GB
OS……Sun Linux 5.0(CBT-L1JL36VSLM)/Solaris 8 2/02 Intel Platform Edition(CBT-S1JL36VSLM)
価格……79万4000円

製品の出荷は、『Sun Linux 5.0』インストールモデルが9月上旬、『Solaris 8 Intel Platform Edition』バンドルモデルは10月上旬となる。

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