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アップル、デュアルG4-1.25GHz搭載デスクトップ『Power Mac G4』を発表

2002年08月15日 00時38分更新

文● 編集部 田口敏之

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アップルコンピュータ(株)は13日、プロのクリエーター向けに、PowerPC G4-1.25GHz/1GHz/867MHzをそれぞれデュアル構成で搭載したデスクトップパソコン『Power Mac G4(パワーマックジーフォー)』を発表した。価格は21万4800円から(AppleStore価格)。同社のオンラインストア“AppleStore(アップルストア)”と同社製品取り扱い販売店を通じて、17日より販売を開始する。

Power Mac G4デュアルPowerPC G4-1.25GHz/1GHz/867MHzを搭載した『Power Mac G4』

併せて、コンシューマー向けのデスクトップ製品『eMac』に、DVD-ROM&CD-R/RWのコンボドライブと、DVD-R&CD-R/RW両対応の光ドライブ“SuperDrive(スーパードライブ)”を搭載した2モデルを用意すると発表した。また、15インチ液晶ディスプレーを搭載したコンシューマー向けデスクトップパソコン『iMac』の3モデルを、それぞれ値下げして提供すると発表した。eMacのコンボドライブモデルは17日から、SuperDriveモデルは9月上旬より販売を開始。iMacは8月14日から新価格で販売を開始する。

すべてのモデルでデュアルプロセッサーを搭載したPower Mac G4

本体横のカバーを開いたところ
本体横のカバーを開いたところ

デュアルPowerPC G4-1.25GHz搭載モデル『M8573J/A』は、256KBのオンチップ2次キャッシュと、2MBのDDR(Duble Date Rate) SRAMのバックサイド3次キャッシュメモリーを各プロセッサーに装備する。グラフィックスカードは、64MB DDR SDRAMを搭載した『ATI RADEON 9000 Pro』。PC2700対応のDDR SDRAM 512MB(最大2GB)、Ultra ATA/100対応で毎分7200回転の120GB HDD、DVD-R&CD-R/RW両対応ドライブ“SuperDrive”を搭載する。価格は41万4800円から(AppleStore価格)。

デュアルPowerPC G4-1GHz搭載モデル『M8689J/A』は、256KBのオンチップ2次キャッシュと、1MBのDDR SRAM3次キャッシュ装備し、グラフィックスカードは『ATI RADEON 9000 Pro』となる。PC2700対応のDDR SDRAM 256MB(最大2.0GB)、Ultra ATA/100対応で毎分7200回転の80GB HDD、およびHDD、DVD-R&CD-R/RW両用ドライブ“SuperDrive”を搭載する。価格は31万4800円から(同)。

デュアルPowerPC G4-867MHz搭載モデル『M8787J/A』は、1GHzモデルと同じく256MBのオンチップ2次キャッシュと1MBのDDR SRAM3次キャッシュメモリーを装備し、PC2100対応のDDR SDRAM 256MB(最大2GB)と、Ultra ATA/100対応で毎分7200回転の60GB HDDを備えている。グラフィックスカードは32MB DDR SDRAMを備えた『NVIDIA GeForce4 MX』。DVD-ROM&CD-R/RWコンボドライブ(DVD読み込み最大8倍速、CD-R書き込み最大16倍速、CD-RW書き換え最大10倍速、CD-ROM読み込み最大32倍速)を搭載する。価格は21万4800円から(同)。

3モデルとも、ディスプレー出力用にADCポートとDVIポートを1つずつ装備しており、アップルコンピュータが提供している液晶ディスプレー『Apple Cinema HD Display』や『Apple Studio Display』を、2台同時に利用できる。本体にはこのほか、FireWireポート×2、USB 1.1×4(本体に2ポート、キーボードに2ポート)と、10/100/1000BASE-T Ethernetポートを備える。OSは『Mac OS X v10.2』と『Mac OS 9.2.2』を搭載する(出荷時の起動OSはMac OS X v10.2)。付属ソフトは、ミュージックソフト『iTunes 3(アイチューンズスリー)』、ビデオ編集ソフト『iMovie 2(アイムービーツー)』、DVDオーサリングソフト『iDVD 2(アイディーヴィーディーツー)』(SuperDrive搭載モデルのみ)、フォト管理ソフト『iPhoto(アイフォト)』など。本体サイズは幅227×奥行き468×高さ432mmで、重さは19.1kg。

SuperDriveを搭載したeMac

SuperDriveを搭載した『eMac』
SuperDriveを搭載した『eMac』

eMacのSuperDrive搭載モデル『M8892J/A』の仕様は、PowerPC G4-800MHz、SDRAM 256MB、Ultra ATA対応の60GB HDDとなる。価格は18万4800円から(同)。

eMacのコンボドライブモデル『M8891J/A』の仕様は、Power PC-700MHz、SDRAM 128MB、Ultra ATA対応の40GB HDDとなる。コンボドライブは、DVD読み込み最大8倍速、CD-R書き込み最大12倍速、CD-RW書き換え最大8倍速、CD-ROM読み込み最大32倍速。価格は13万9800円から。

両モデルとも、グラフィックスカードは32MB DDR SDRAM搭載の『NVIDIA GeForce MX』。付属ソフトとして『iTunes 3』や『iMovie 2』などを搭載するほか、SuperDrive搭載モデルには、DVDオーサリングソフト『iDVD 2』を搭載する。OSはMac OS X v10.2、およびMac OS 9.2.2を搭載する(出荷時の起動OSはMac OS X v10.2)。

また、値下げを行なったiMacの新価格は、SuperDrive搭載モデルが21万9800円から(同)、コンボドライブモデルが18万9800円から(同)、CD-RWドライブモデルが15万9800円から(同)となっている。

なお『Mac OS X v10.2』は、8月24日より店頭で販売を開始する。価格は1万4800円。

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