ミラ・ジョヴォヴィッチが『バイオハザード』の試写会で舞台挨拶――ケイン・コスギも「びっくり」

2002年08月09日 00時43分更新

文● 編集部田口敏之

アミューズ・ピクチャーズ(株)は8日、映画『バイオハザード』の試写会を東京都・有楽町の丸の内ピカデリー1で行ない、先日来日した主演のミラ・ジョヴォヴィッチと監督のポール・アンダーソンが舞台挨拶に出席した。

	映画『バイオハザード』主演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、ミシェル・ロドリゲス　監督:ポール・アンダーソン　8月31日より丸の内ピカデリー2他、全国松竹系にてロードショー

映画『バイオハザード』は、(株)カプコンの人気ゲーム『バイオハザード』シリーズの映画化作品。監督/脚本は、ポール・アンダーソン氏。映画は、ゲームの世界観を継承しつつ、新しいキャラクターによるオリジナルストーリーになっているという。

	立ち見が出るほど盛況となった会場を前にして、「グレイト!」と歓声を上げるミラ・ジョヴォヴィッチ。今日もミニスカートで登場

舞台挨拶で、立ち見が出るほど盛況となった観客席を前にしたミラは「グレイト!」と歓声を上げた。主演するきっかけについて、ミラは「私には13歳の弟がいるのですが、彼がゲームの大ファンなのです。私がこの映画のヒロインとなったことで、彼にとって私は女神のような存在になったという感じです」と語った。


監督のポール・アンダーソン氏(左)とミラ(右)

またミラは、映画の主人公である特殊工作員のアリスについて「今までやったことのない役を演じる機会を与えてくれました。アリスを演じることによって、これまでになかったいろいろなことを今回は体験できたと思います。皆さまにこの映画を楽しんでいただければ良いなと思います」と述べた。

ミラは「主役のアリスには私しかいない!」と映画への出演を熱望し、主役の座を獲得したという。アンダーソン監督はミラについて「ミラは本当にすばらしいです。彼女ほど過去に、敵をどんどんやっつけた女優はいないと思います」と語った。


舞台挨拶の途中で、特別ゲストとしてアクション俳優のケイン・コスギさんが登場し、ミラとアンダーソン監督に花束を贈呈した

舞台挨拶の途中で、特別ゲストとしてアクション俳優のケイン・コスギさんが登場し、ミラとアンダーソン監督に花束を贈呈した。一足先に映画を見たというケインは、バイオハザードについて「昔から、ゲームのほうもすごく好きでした。映画はアクションシーンもたくさんありますし、すごく楽しい作品だと思います」とコメントした。

	ミラと共演する日が来るかもしれませんねという質問に対して「まだまだ勉強しなければならないし、がんばります」とケイン、「こんな美男子と共演できるなら、是非やらせてほしいわ(笑)」とミラ

またケインは、ミラと共演する日が来るかもしれませんね、という質問に対して「まだまだ、いろいろなことを勉強しなければいけないし、がんばります」と答え、これについてミラは「こんな美男子と共演できるなら、是非やらせてほしいわ(笑)」と述べた。

	「ここに来ることができて幸せです」とミラ

そしてミラは、最後に会場に集まった観客に対して「ここに来ることができて幸せです。バイオハザードというゲームの生まれ故郷である、この日本で映画が公開されるということに、本当にドキドキ興奮しています。世界中でヒットしているこの作品ですが、日本で受け入れられるということがとても重要ですから。みなさんに、この映画をエンジョイしていただけるものと、心から思っています」と語った。


「カプコンに、こんなクールなゲームを題材にしたクールな映画を作るきっかけを与えていただいて、本当にありがとうと言いたいです」とアンダーソン監督

またアンダーソン監督は「ゲームの制作会社であるカプコンに、こんなクールなゲームを題材にしたクールな映画を作るきっかけを与えていただいて、本当にありがとうと言いたいです」と述べた。


3人揃っての撮影。ミラの身長の高さとスタイルがよく分かる

舞台挨拶のあとで、ケインへのインタビューも行なわれた。ケインは、ミラのアクションについて「僕もびっくりしました。蹴りとかもすごかったです。女優で武道のアクションがうまい人はあまりいないので、すごく努力していたのだと思います」と述べ、舞台の上で会った実際のミラについては「身長、すごい高いっすね(笑)。スーパーモデルやってましたから、身長も高いし、きれいな方ですね。緊張しました」と語った。