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サン、UltraSPARC III Cu-1.05GHz搭載“Sun Fire”サーバーを発売――900MHz搭載モデルを値下げ

2002年08月08日 19時24分更新

文● 編集部

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サン・マイクロシステムズ(株)は8日、同社のミッドレンジサーバー『Sun Fire 3800』『同 4800』『同 6800』とハイエンドサーバー『Sun Fire 12K』『同 15K』に、UltraSPARC III Cu-1.05GHzを搭載した新モデルを追加し、販売を開始すると発表した。出荷開始は9月中旬の予定。併せて、UltraSPARC III Cu-900MHzを搭載した既存モデルについて、最大約41%の値下げを、同日付けで実施する。

今回発売の新モデルは、既存モデルより性能が15%向上し、企業のデータセンターやテクニカルコンピューティングなどに適しているという。Sun Fireサーバーは“Uniboard(ユニボード)技術”を採用するため、CPUやメモリーカードなど、共通の部品を全モデルで利用できる。システム稼働中でのCPUの交換や、動作周波数の異なるCPUの混在なども可能となる。

価格は、UltraSPARC III Cu-1.05GHz(8MBのキャッシュ付き)×2、16GBのメモリー、36GBのHDD、 Solarisサーバーライセンスの構成で、3800が4658万4000円、4800が4391万3000円、6800が6464万2000円。UltraSPARC III Cu-1.05GHz(同)×8、32GBのメモリー、54GBのHDD、 Solarisサーバーライセンスの構成で、12Kが1億7584万8000円、15Kが2億4623万8000円。

値下げ後の既存モデルの価格は、UltraSPARC III Cu-900MHz(8MBのキャッシュ付き)×2、2GBのメモリー、36GBのHDD、Solarisサーバーライセンスの最小構成で、3800が1114万円(値下げ率41%)、4800が1842万5000円(同35%)、6800が2905万4000円(同23%)。UltraSPARC III Cu-900MHz(同)×4、8GBのメモリー、54GBのHDD、Solarisサーバーライセンスの最小構成で、12Kが1億2657万円(同11%)、15Kが1億9696万円(同7.3%)。

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