日本電信電話(株)と(株)エヌ・ティ・ティ エックスは7日、NTTサイバーコミュニケーション総合研究所が開発した“超高速ロボット型検索エンジン”の共同実験を同日より9月30日まで、ポータルサイト“goo”の“ニュース記事検索 実験サービス”として公開実験として実施すると発表した。
トップページに“最速NEWS”のsubmitボタンが設置された |
“超高速ロボット型検索エンジン”は、収集/インデクシング/検索のプロセスを密に連携させ、検索データの高速生成を行なう“リアルタイムインデクシング技術”と、ページ本文のみを対象として前回収集分との差異を検出することで更新日時を高精度で推定する“更新日付推定技術”を搭載したのが特徴。これによりロボットが新たに収集したページを短時間で検索結果に反映できるとしており、他社の検索サービスが数日から数週間かかっているデータ更新を数時間程度で行なえるようになるという。検索のための“submitボタン”(最速NEWS)は、gooのトップページと“web検索サービス”の検索結果のページに設置されている。
共同実験では、NTTサイバーコミュニケーション総合研究所が“リアルタイムインデクシング技術”と高精度の“更新日付推定技術”の実環境での有効性/有用性の検証を行ない、NTT-Xはgooの検索サービスの充実/強化のために、ビジネス性などの評価/検討を行ない、ブロードバンド時代におけるポータルサイトの方向性を探るとしている。