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コンパック、64bitサーバー“hp AlphaServer”6製品を発表

2002年08月07日 20時56分更新

文● 編集部

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コンパックコンピュータ(株)は7日、64bit UNIXサーバー“hp AlphaServer(アルファサーバー)”の新製品として、エントリーモデル『DS25』、ミッドレンジモデル『ES45』、モジュラー構造を採用したエンタープライズモデル『GS80』『GS160』『GS320』、HPTC(ハイパフォーマンステクニカルコンピューティング)モデル『SC45』を発表した。

『DS25』『DS25』

これらの製品は、同社と日本ヒューレット・パッカード(株)の正式合併(11月1日)に先駆けて8月1日に行なわれた営業活動の統合後初の新製品で、両社が共同で販売していく。製品名は従来の“Compaq AlphaServer”から“hp AlphaServer”へ変更された。

各製品の主な仕様などは次のとおり。
『DS25』は、現行の『DS20E』の後継製品で、Alpha 21264B(EV68)-1GHz×1(最大2基)、8MBのキャッシュメモリー、1GBのメモリー(最大16GB)、CD-RWドライブを搭載する。OSはTru64 UNIX V5.1A(無制限ユーザーライセンス)。価格は443万円からで、出荷開始は9月上旬。

『ES45』(ペデスタル型)
『ES45』(ペデスタル型)

『ES45』は、従来モデルに対してCPUクロック周波数をアップし、キャッシュメモリーを増設した製品。Alpha 21264B(EV68)-1.25GHz×1(最大4基)、16MBのキャッシュメモリー、1GBのメモリー(最大32GB)を搭載する。OSはTru64 UNIX V5.1A(同)。性能は、整数演算で928 SPECint2000、浮動小数点演算で1327 SPECfp2000。価格は900万8000円からで、出荷開始は10月上旬。

『GS80』『GS80』

『GS80』『GS160』『GS320』は、従来モデルに対してCPUクロック周波数をアップし、キャッシュメモリーを増設した製品。『GS80』は、Alpha 21264B(EV68)-1.224GHz×1(最大8基)、16MBのキャッシュメモリー、1GBのメモリー(最大64GB)、18GBのHDDを搭載する。OSはTru64 UNIX V5.1A(同)またはOpenVMS V7.3-1。価格は1735万5000円から。『GS160』は、Alpha 21264B(EV68)-1.224GHz×4(最大16基)、16MBのキャッシュメモリー、1GBのメモリー(最大128GB)、18GBのHDDを搭載する。OSはTru64 UNIX V5.1A(同)またはOpenVMS V7.3-1。価格は4985万5000円から。『GS320』は、Alpha 21264B(EV68)-1.224GHz×32(最大32基)、16MBのキャッシュメモリー、1GBのメモリー(最大256GB)、18GBのHDDを搭載する。OSはTru64 UNIX V5.1A(同)またはOpenVMS V7.3-1。価格は1億1185万5000円から。いずれも10月上旬に出荷を開始する。

『GS320』
『GS320』

『SC45』は、Alpha 21264B(EV68)-1.25GHz×4×4ノード、1GBのメモリー×4×4ノード、36GBのHDD×2×4ノード、SCシステムインターコネクト、RAIDサブシステム、管理サーバー、コンソールで構成される。OSは Compaq Tru64 UNIX。AlphaServer SCシステムソフトウェアとAlphaServer SCデベロップメントソフトウェアが付属する。ES45(1.25GHz)をSMPノードに採用し、最大512CPU、1.28TFLOPSまで拡張が可能。レンタル料は月額530万円からで、出荷開始は11月上旬。

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