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玄人志向からは仕様面にナゾの残るRADEON 9000カード、不思議なRADEON 7200カードも

2002年08月02日 23時45分更新

文● 小磯

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製品シール

 第1弾がSapphire Technologyから登場したのに続き、玄人志向からもRADEON 9000搭載ビデオカード「RADEON90-AGP64C」が登場。OEM元はPowerColorで、カード上には「RV25XT」のシルク印刷も見える。実売価格は1万680円~1万1280円。



RADEON90-AGP64C RV25XT
裏面 5ns DDR SGRAM
米PowerColorのサイトにあるRADEON 9000カードと同一品に見える「RADEON90-AGP64C」。だとすればメモリクロックは183MHzになるが…

 RADEON90-AGP64CはSapphire Technology製のバルク版と同じく、ファンレス仕様での登場となった。D-Sub15ピン/ビデオ出力/DVI出力というインターフェイスも同一でカードレイアウトも似通っている。異なるのは合計64MB搭載するメモリチップで、Sapphire Technology製品では4nsのDDR SDRAMを搭載していたのに対し、今回の玄人志向製品では最高200MHz動作をサポートする5nsのDDR SGRAMを搭載。またPowerColorのU.S.サイトを見てみると、玄人志向製品とまったく同一の外観をしている「Evil Commando RADEON 9000」のメモリクロックは183MHz(DDR 366MHz)となっており、Sapphire製品よりも低い。玄人志向からショップにアナウンスされたところでは、メモリクロックは200MHz(DDR 400MHz)とされているのだが、現時点ではなんとも言えないところだ。RADEON 9000の動作クロックについてATI Technologiesは当初こそコア250MHz、メモリ200MHzとしていたものの、途中で製品ラインアップに柔軟性を持たせるためメモリクロックについての規定を取りやめたという情報もある。あるブランドなどは実際に、メモリクロックの異なる2種類のRADEON 9000カードを用意しているようで、RADEON 9000の仕様についてはATI Technologiesの新製品恒例となった混乱が生じるかもしれない。



ATI純正PCI版RADEON 7200カードがPowerColorから?

RADEON72-PCI32TVとドライバCD-ROM 型番シールと“MADE IN TAIWAN”
PowerColor製品との比較 SDRAM
ATI純正品風にもかかわらず「POWERED BY ATI」ドライバ付属の「RADEON72-PCI32TV」。“ATIでありながらPowerColor”というのがミステリアスだ

 玄人志向からはさらに、PCI版のRADEON 7200カード「RADEON72-PCI32TV」も登場しているのだが、これはなんとRADEON 7200の“改称前”製品名であるATI Technologies純正品「RADEON 32 SDR」PCI版そっくり。カード上のシルク印刷や「RAGE6」と書かれた製品型番シールに至るまで、ATI Technologies純正品そのままだ。唯一異なるのは、上で紹介したRADEON90-AGP64Cと同じ、PowerColorによるシリアルナンバーが貼られている点。しかもPowerColorのある台湾製とされており、なんとも不思議な一品となっている。あくまで想像だが、ATI TechnologiesとPowerColorの親密な関係から判断するに、ATI Technologies純正品の一部下位モデルについてPowerColorが製造を請け負っている可能性はありそうだ。



シール貼りミス
パッケージ。細かい点ではあるのだが、玄人志向の製品シールを写真のように間違えて貼る(正しくは、パッケージの折り目に沿ってJANコード部分がパッケージ側面に貼られる)のはPowerColorのクセだ
2日現在の価格情報
価格ショップ
玄人志向「RADEON90-AGP64C」
\10,680コムサテライト3号店
\10,780コムサテライト2号店
\11,280コムサテライト1号店
玄人志向「RADEON72-PCI32TV」
\5980コムサテライト3号店
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