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システムポート、共有アドレスに届くメールの自動振り分けなどが行なえる『Mail@ent』を発売

2002年08月02日 22時28分更新

文● 編集部

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システムポート(株)は2日、マルチユーザー対応のメール処理ソフト『Mail@gent(メルジェント)』10月23日に発売すると発表した。価格は5ライセンスの19万8000円から。

タスク一覧の画面
タスク一覧の画面

『Mail@gent』は、メールの送受信、仕訳、返信メールの作成支援、メール管理、関連履歴/履歴検索、バックアップ/リストアー、ユーザークラス、などの機能を持つメール処理ソフト。メールの送受信では、メールに自動で“受付番号”が付けられ、関連したメールのやりとりが発生した場合にはその番号で管理でき、履歴の参照も行なえる。仕訳では、問い合わせなどにメールで回答した相手から再度送られてきたメールの場合、以前対応していたユーザーに仕訳する“継続受信仕訳”が行なえるほか、自動仕訳が可能。自動仕訳では、メールの受信数が均等になるように割り振る“ラウンドロピンモード”、ユーザーごとに受信のウエイトを設定し、それに従ってメールを割り振る“レシオモード”、ユーザーが処理しなければならないメール数(未完了の案件)が均等になるように割り振る“監視モード”を選択できる。返信メールの作成支援では、返信案を決定する条件と返信案をあらかじめ登録しておくことで、受信メールの内容に合った返信案を検索して挿入できるという。

メール管理では、上司の承認などを得てからメールを送信する“承認”、仕訳されたメールを別の担当者に振り分ける“担当者変更”、未読メールや未返信のまま放置されているメールなどをリスト表示する“警告表示”などの機能が利用できる。そのほか、履歴の共有なども可能となっている。バックアップ/リストアーでは自動で定時バックアップを行なうように設定できる。ユーザークラスは、各ユーザーの権限を設定する機能で、各種設定が行なえる“システム管理者”、メール処理業務の管理が行なえる“業務管理者”、グループがある場合に1名を設定できる“グループ管理者”、通常ユーザーである“担当者”の4種類を選択できる。

対応OSは、Mail@gentサーバーがWindows 2000、XP Professionalで、Internet Information Server 5.0以上。共有メールアドレスにできるメールアカウントは2つ。対応するメールサーバーはSMTP/POP3。クライアントの対応OSはWindows 2000 Professional/XP/Me/98/NT 4.0 Workstation(SP3以上)で、ウェブブラウザーはInternet Explorer 5.5(SP2以降)に対応。

製品パッケージ『Mail@gent』

価格は5ライセンスで19万8000円、10ライセンスで24万8000円、20ライセンスで34万8000円、30ライセンスで44万8000円、50ライセンスで59万8000円。ライセンスのアップグレードも用意しており、5から10ライセンスには5万円でアップグレードできる。同社では、企業や官公庁の窓口、各部門向けに販売し、1年間で約1000本の販売を見込んでいる。

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