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USB扇風機の最新作は“ノートPCといっしょに持ち運べます”?!

2002年08月01日 23時48分更新

文● 小磯

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FlyFan

 USB扇風機の最新作が、どちらかというとMacintosh用のお堅い周辺機器ベンダとして知られるKensingtonから登場。「FlyFan」と名付けられた製品は、未確認ながら一部Macintosh専門店ではすでに流通していたとされるものの、アキバのPCショップ店頭に並んだのは今回がはじめてとなる。



FlyFan全景 ファン
FlyFanファン
羽 動作中
ナイロン製の羽動作中。ワイヤ部はかなり振動するが、駆動音はそれほど大きくない

 さてこのFlyFan、PC用のUSBライト製品にも似たワイヤ状のケーブル先端にファンが取り付けられ、PC側のUSB端子に接続したその瞬間から、直径6cm程度のファンが高速回転して風を送る仕様になっているという、まるで冗談のような製品だ。シンプルな本体にはスイッチも風量調節機能も搭載していない。ちなみに同社のウェブサイトによれば「息苦しい会議室」や「混んで暑い飛行機の中」、あるいは「エアコンが壊れたタクシー」の中でも、ワイヤ型で自由に向きを変えられるFlyFanの送り出す冷風によって、いつでもスマートにコンピューティングが行えるとのこと。

 この製品が冗談に見えないのはファンのパワーと駆動音だ。具体的な仕様がKensingtonのサイトにないため、あくまで編集部が確認した限りとなってしまうが、風量はこれまでに登場したUSB扇風機の中ではトップクラス。ナイロン製の羽はかなりシャープなため、高回転している動作中に手を触れると、誤って手を切ってしまうのではないかと心配になるほどだ。また駆動音もかなり静か。かさばる要素がないため、ノートPCといっしょに持ち運べるようになっているという完成度を考えても、ひょっとするとKensingtonはFlyFanについて100%本気なのかもしれない。



シール
パッケージ裏面のシールによると連続使用時間は8時間で、寿命は延べ1500時間。モータはかなり優秀? さすがに長時間利用すると熱くなるようだが

 価格はコムサテライト3号店と若松通商PS/PLAZAでともに2980円。会議室や車中でおもむろに扇風機を回すのはちょっと勇気がいるが、暑い夏をノートPCとともに乗り切る覚悟ならそれもアリ?!

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