吉田産業(株)は1日、“レイノックス(raynox)”ブランドからデジタルビデオカメラ/デジタルカメラ用の“フィッシュ・アイコンバージョンレンズ(魚眼レンズ)として『DCR-FE180PRO』を9月10日に発売すると発表した。価格は4万8000円。
『DCR-FE180PRO』 |
『DCR-FE180PRO』は、対角180度の画角を得られる魚眼レンズで、4倍以下のズームレンズ搭載デジタルカメラでは、ズーム全域で“ケられ”(四隅などが暗くなる現象)なしで利用できるという。レンズ構成は4群5枚で、コーティング処理を施した新開発のHi-Idex光学ガラスを採用。倍率は0.24倍(水平方向)。中心解像力は480本/mm(設計値)。取り付けネジ径は62mmで、オリンパス光学工業(株)の500万画素デジタルカメラ『CAMEDIA E-20』や『CAMEDIA E-10』にはアダプターなしで装着可能。アダプターリングとして、58mm径用の『RA6258』と52mm径用の『RA6252』が付属しており、各社のデジタルカメラやビデオカメラで利用できる。本体サイズは直径90×長さ69mm、重量は685g。レンズキャップ、レンズポーチも付属する。
オリンパス光学工業の『CAMEDIA C-720 Ultra Zoom』で撮影した画像。左がコンバージョンレンズなしで撮影したもの(広角側)。右がコンバージョンレンズを装着して撮影したもの |