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ソニーマーケティング、192万画素の静止画も撮影できるビデオカメラ『DCR-IP220K』を発売

2002年07月31日 21時39分更新

文● 編集部

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ソニーマーケティング(株)は31日、“MICROMV(マイクロエムヴイ)”方式を採用したデジタルビデオカメラレコーダー『DCR-IP220K』を9月10日に発売すると発表した。カールツァイスレンズを搭載し、1600×1200ドットの静止画も撮影できるのが特徴。価格はオープン。

『DCR-IP220K』
『DCR-IP220K』

『DCR-IP220K』は、総画素数が211万のCCDを搭載し、水平解像度530本のビデオ撮影と、1600×1200ドットの静止画の撮影が行なえるのが特徴(有効画素は動画時108万、静止画時は192万)。レンズには光学多層コーティング“T*(ティースター)コーティング”を施して色再現性を向上させた光学10倍ズームのカールツァイスレンズ“バリオゾナーT*”を採用する。レンズの焦点距離は4.5~45mm(35mmフィルム換算で52~520mm)でF値は1.8~2.1。新アクティブイメージエリア方式の手ブレ補正機能を搭載する。デジタルズームは120倍に対応。ナイトショットにも対応する。

本体のデザインに、被写体をとらえる目線の延長上にレンズの軸、18万画素のファインダー、21万画素のタッチパネル付き2.5インチ液晶ディスプレーを配置するインラインレイアウトを採用したのが特徴となっている。撮影機能では、レンズ部のリングでズームの操作が行なえる“ズームリング機能”を搭載するほか、静止画撮影時には、フォーカスに同調して赤外線カットフィルターのON/OFFを自動で行ないフォーカス精度を高める“ナイトフレーミング機能”や、フォーカス調節中に画像の中心部を自動的に約2秒間拡大表示(2倍)する“拡大フォーカス機能”、約0.5秒間隔で最大4枚の連写(1600×1200ドット)が行なえる機能などを搭載する。記録メディアはMICROMVカセットとメモリースティック。メモリースティックへの記録方式は、静止画がJPEG、動画がMPEG-1(最大352×240ドット)。

背面には液晶ディスプレー
背面には液晶ディスプレーを搭載

また、インターネット接続にも対応しており、Bluetoothによるワイヤレス接続のほか、別売のUSB-PDCアダプターを利用した携帯電話(PDC方式)経由にも対応する。ネットワーク関連機能では、アルバム/メール/ブラウザーに加え、“i-Jump機能”を搭載する。これは、撮影した静止画像をiモード/EZweb/J-SKY対応の携帯電話に直接送信する機能。電源はリチウムイオンバッテリー(“インフォリチウム”対応)で、消費電力は5.0W(LCD撮影時)。連続撮影時間は130分。本体サイズは幅98×奥行き136×高さ75.5mm、重量は約520g。製品には、ACアダプター、リチャージャブルバッテリー『NP-FF70』、リモコン『RMT-817』、メモリースティック(8MB)、アプリケーションソフト『MovieShaker Ver.3.1 for MICROMV』『PIXELA ImageMixer for Sony』、USBケーブル、AVマルチケーブルなどが付属する。

オプションとして、USB-PDCアダプター『UNA-PDC』(価格は7800円)、専用セミソフトケース『LCM-IPM』(4700円)、ビデオフラッシュライト『HVL-F5DF』(1万2000円)、汎用ソフトキャリングケース『LCS-ECA』(5000円)、ミニ三脚とクリーニングクロスのトラベルキット『VCT-MTK』(3000円)などを同時に発売する。

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