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マイクロソフト、“ソフトウェアレンタルプログラム”を開始

2002年07月29日 23時23分更新

文● 編集部 田口敏之

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マイクロソフト(株)は29日、レンタルパソコン市場に、ソフトウェアのレンタルおよびリースを行なうためのライセンスを提供するプログラム“ソフトウェアレンタルプログラム”の提供を、8月1日に開始すると発表した。

このプログラムは、同社製のソフトを、レンタルおよびリースで利用できるようにするためのプログラム。これにより企業ユーザーは、パソコンのレンタルを行なっている企業を通じて、システム開発や展示会出展など、短期間のパソコン利用の際に、Officeなどのソフトをレンタルで利用できる。

同社は従来、著作権保護の観点から、ソフトのレンタルおよびリースを許可していなかったが、パソコンのレンタルおよびリースへのニーズの高まりや、企業ユーザーにおけるソフトの短期利用に対する需要を反映して、ライセンス提供を決定したという。

対象となるソフトは、『Office Professional』『同 Standard』『Visio Professional』『同 Standard』、『FrontPage』。

提供は、パソコンレンタルを行なっている企業に対して、同社の製品のインストールおよびユーザーへの貸し出しを許諾するという形で行なう。提供を行なう企業は、オリックス・レンテック(株)、昭和ハイテクレント(株)、東京リース(株)、横河レンタ・リース(株)の4社。1ヵ月単位の価格設定を行なっている。価格はオープン。

今後も同社は、企業ユーザーのニーズに応じた購入形態などに対応するとしている。

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