このページの本文へ

NTT-ME、衛星デジタル/CATV対応雷防護アダプター『シアターガード』を発売

2002年07月26日 20時33分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

(株)エヌ・ティ・ティ エムイーは26日、電話回線やCATVケーブル、電力線、テレビアンテナ線を通じて、落雷周辺地域の事業所や家庭内のAV機器などへの“誘導雷”の侵入を防止する雷防護アダプター『シアターガード』の販売を29日に開始すると発表した。価格は7800円。NTT-MEの支店と家電量販店で販売する。

『シアターガード』
雷防護アダプター『シアターガード』

『シアターガード』(NP-16Z・11BS)は、電話回線やCATVケーブル、電力線、テレビアンテナなど、さまざまな回線(ケーブル)に接続されるようになった家庭のAV機器などの雷対策のために開発した製品。製造委託先の(株)日辰電機製作所がNTT東日本と共同開発した、テレビの地上放送波(FM/UHF/VHF帯)、ケーブルテレビ(CATV)放送、BS/CSデジタル放送などの周波数帯域(10MHz~3GHz)の伝送損失を低くする“低損失型同軸雷防護回路”を採用したのが特徴。挿入損失は1.0dB~2.0dB以下。近くに落雷したときに直接落雷していない送電線や電話線などに過電流や過電圧が発生する現象“誘導雷”から家庭内のAV機器などを保護でき、ADSL回線にも対応している。電話共用タイプと専用タイプの両方で利用できる。

接続イメージ設置イメージと機器の接続イメージ

落雷防護方式は、電源部がバリスターと温度ヒューズ、電話回線部が避雷管、IF端子部が避雷コイルと半導体素子。本体サイズは幅176×奥行き85×高さ33mm、重量は315g。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン