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九州松下、カラースキャナー『KV-S2025CN』など2機種を発売

2002年07月25日 21時25分更新

文● 編集部

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九州松下電器(株)は25日、普及タイプの高速カラースキャナー『KV-S2025CN』を9月1日に、A4カラー原稿(両面)を最大で毎分32ページ読み取ることができる高速タイプの『KV-S2045CN』を9月20日に発売する。価格は『KV-S2025CN』が19万8000円、『KV-S2045CN』が45万円。

『KV-S2025CN』
『KV-S2025CN』

『KV-S2025CN』は、設置面積を従来機種の約65%に小型化したほか、表面/裏面用のイメージセンサー(CIS)の解像度を2~3倍の600dpiに高めたのが特徴。シートフィードタイプで、A4カラー原稿を150dpiで毎分9ページ(片面)/毎分16ページ(両面)、A4モノクロ原稿なら200dpiで毎分22ページ(片面)/毎分40ページ(両面)の速度で読みとるとことができる。画像出力は24bitカラー、8bitグレースケール、4bitグレースケール、モノクロ2値(単純2値/ディザ/誤差拡散、赤/緑/青のカラードロップアウトにも対応)。付属のキャプチャーソフト『RTIV』を利用して、原稿サイズをあらかじめ指定しなくても適正なサイズで読み込める“原稿領域自動切り出し(クロッピング)”や“自動傾き補正(デスキュー)”などの処理が行なえるほか、モノクロ原稿に対して、地色追従、自動像域分離、鏡像反転、ノイズ除去なども可能。耐久性も向上しており、約300万枚の読み取りに対応するという。インターフェースはSCSI-3(50ピン/高密度タイプ)。ドライバーはTWAINと米Action Point社(Pixel Translation)のISISに対応する。電源はAC100~120Vで、消費電力は約36W(省電力モード時は5W以下)。本体サイズは幅343×奥行き487×高さ269mm、重量は約8.7kg。対応OSはWindows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP。

『KV-S2045CN』
『KV-S2045CN』

『KV-S2045CN』は、『KV-S2025CN』の読み取り速度を、A4カラー原稿を150dpiで毎分18ページ(片面)/毎分32ページ(両面)、A4モノクロ原稿を200dpiで毎分41ページ(片面)/72ページ(両面)に高速化したモデル。読み込む前に、原稿にページ番号などの目印を印字できる“プリ・インプリンタ”機能をオプションで追加できる。消費電力は約50W(省電力モード時は6W以下)。本体サイズは幅343×奥行き487×高さ239mm、重量は約9.1kg。オプションのインプリンタユニット『KV-SS020N』の価格は13万円。

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