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クラリオンとフジテレビがインターネット上で新人オーディションを開催

2002年07月23日 01時33分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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クラリオン(株)と(株)フジテレビジョンは22日、21世紀を担うミュージシャンを発掘するミュージックオーディション“クラリオン・スカラーシップMEDAMA2002~めざせ! 台場ミュージックオーディション”を共催すると発表した。

スカラーシップアドバイザー
“クラリオン・スカラーシップMEDAMA2002”のスカラーシップアドバイザーの皆さん。後列右から、吉岡美穂さん、織田哲郎さん、相川七瀬さん、The Kaleidoscopeの3人。前列はTIMの2人。ちなみに皆さんがやっているのはTIM考案の“MEDAMAのポーズ”

同オーディションは、インターネットを中心に募集および審査を行なうもので、昨年に引き続き2度目の開催となる。フジテレビが運営するウェブサイト“o-daiba.com”内に、専用のオーディションサイトを開設し、オーディション参加者を公募する。音楽ジャンルや経験、演奏スタイル、性別、年齢は一切不問。応募時の楽曲も、オリジナル、カバー、コピー、カラオケすべて可となっている。

応募方法は、サイト上の登録フォームに必要事項を記入し、MP3形式で10MB以下の楽曲データ、楽曲の歌詞もしくは原曲の曲名とアーティスト名を表記したテキストデータ、全身写真および場ストアップ写真の画像データ(JPEG形式で72dpi)をアップロードすれば完了。なお、応募登録のみサイト上で行ないデモテープや写真を郵送したり、すべての応募を郵送で行なうことも可能。

募集期間は2回あり、第1回募集(サマードライブ)が23日~8月21日まで、第2回募集(オータムドライブ)が8月22日~9月20日まで。募集内容は2回とも同じで、応募希望者はどちらか好きな期間に登録すればいいようになっている。

審査の流れとしては、まずサマードライブ締切後、事務局で審査が行なわれ上位20組が選出される。その上位20組は任意でAグループ10組とBグループ10組に分けられ、サイト上で公開、一般視聴者によるサイト審査に入る。サマードライブAグループの審査期間は8月28日~9月10日、同じくBグループは9月11日~9月24日。サイト審査の期間中、一般視聴者の投票状況により下位から脱落していき、サイト審査終了時に残ったAグループ3組、およびBグループ3組が最終サイト審査(ファイナルドライブ)に進出する。

オータムドライブでも同様の審査が行なわれる。オータムドライブAグループの審査は9月28日~10月11日、Bグループは10月12日~10月25日。サイト審査の結果、計12組のファイナルドライブ進出者が決定し、さらに両ドライブの脱落者の中から2組の事務局推薦者を選出、合計14組がファイナルドライブに進出する。

ファイナルドライブでは、各組の演奏パフォーマンスを動画コンテンツとしてストリーミング配信し、一般視聴者はそのストリーミングを観て審査を行なう。ここで下位4組が脱落し、残った10組が12月5日に東京/台場のスタジオドリームメーカーで行なわれるライブ演奏による審査(ファイナルライブオーディション)に進出する。

ファイナルライブオーディションでは、スカラーシップアドバイザー、フジテレビ音楽番組のプロデューサーおよびディレクター、レコード会社各社ディレクター、事務局が10組のライブ演奏を審査、グランプリ“THE ONE”を決定する。THE ONEに選ばれたアーティストは、MEDAMAサイト内でネットデビューできるほか、賞金100万円、副賞(ADDZESTエンターテインメントナビゲーションMAX420VD)が贈られ、MEDAMAのTVCMにも出演できる。なお、THE ONEのほかにも有望なアーティストが選出された場合は特別賞“ADDZEST PRIZE”が贈られる。

Punch the Clock
昨年行なわれたクラリオン・スカラーシップMEDAMA2001でTHE ONEに選ばれた“Punch the Clock”。当時は貧乏で、メンバーは獲得した賞金で光熱費を支払ったとか。「切手代と交通費があれば受けられます!」

今回のスカラーシップアドバイザーは、ミュージシャン/プロデューサーの織田哲郎氏、ミュージシャンの相川七瀬さん、タレントのTIM、タレントの吉岡美穂さん、ミュージシャンのThe Kaleidoscope。織田氏は「完成度は求めていない。例えば、ほどほどに歌えることより、大きな声を出せるほうが大事。原石の輝きを見せてほしい。何事もやってみなければ分からない。とりあえず応募してほしい」としている。

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