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9.5mm厚で60GBを実現した初の2.5インチHDDが東芝から

2002年07月19日 00時00分更新

文● 小磯

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MK6021GAS

 9.5mm厚の2.5インチHDDとして、はじめて60GBという容量を実現したHDD「MK6021GAS」が東芝から登場した。60GBという容量はすでに12mm厚の2.5インチHDDで達成されているが、スリムノートPC全盛の時代にあって業界標準となっている9.5mm厚タイプが、従来の40GBに対して1.5倍の容量を実現してきたのは衝撃的だ。



表面
裏面
「MK6021GAS」

 東芝によると、これは「新開発の高感度ヘッド」などがもたらした革新とのこと。詳細は不明だが、「AFCメディア」の採用をうたうIBMがディスク側の対応で大容量化を果たしたことを強調しているのとは対照的と言えるだろう。これにより、従来の1.5倍となる1プラッタあたり30GBの大容量化を実現しているのが最大の特徴だ。この際、面記録密度が磁気ドライブとして過去最高となる75.5Mbit/mm2にまで達しているのも見逃せないところ。

 インターフェイスはUltra ATA/100対応で、キャッシュは2MB。回転数4200rpmの流体軸受けモータを採用し平均シークタイム12msというのは、回転数4200rpmの同社従来製品「MKxx18GAP」と似た仕様だ。最大内部転送速度は298.0Mbit/秒(37.25MB/秒)で、面記録密度の向上分か、MKxx18GAPよりも若干の高速化が図られているものの、1カ月ほど前に登場した同社の最速モデルで、史上最速2.5インチHDDの呼び声も高い「MKxx19GAX」と比べると落ちるのは確か。一方で、当たり前と言えば当たり前だが、回転数が落ちていることにより動作音はアイドル時で24dB、シーク時で31dBと、それぞれ27dB/33dBとなっているMKxx19GAXよりも静粛性は高い。



販売中

 これまでモバイル用と割り切られてきたスリムノートPCの性能が向上するに従って、9.5mm厚2.5インチHDDしか搭載できないノートPCをゲームやマルチメディア用途に利用する局面も増えてきている。その場合、ゲームデータや映像データ、仮想CDのイメージデータを貯められるHDDの容量は多ければ多いほどいいわけで、まさに時代が要求する大容量HDDと言えるだろう。価格は4万9800円~4万9900円程度と決して安価ではないが、とにかく容量重視のノートPCユーザーから注目を集めるのは間違いなさそうだ。


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