いまだ市場に流通していない“RIMM4200”こと32bit RIMM版PC1066 RDRAMをバンドルして、ASUSTeKの“i850E”チップセット搭載マザーボード「P4T533」がついに発売された。パッケージにバンドルをうたうマークを付けての登場だ。すでにP4T533は店頭に並んでいるが、32bit RIMM版PC1066 RDRAMをバンドルしたバージョンが登場するのは今回がはじめて。また、一般ユーザーが入手可能な32bit RIMM版PC1066 RDRAMが登場するのもはじめてとなる。
32bit RIMM版PC1066 RDRAM同梱をうたうマークがパッケージに刻まれている |
マザーボードの製品型番は“P4T533/R/RIMM4200/256M”で、その名のとおりバンドルするのは256MBモジュール。モジュールの型番は“MD16R1628AF0-CN9”となっており、PC1066-35モジュールということになる。このものズバリの型番はマニュアルの対応リストにないが、SamsungのウェブサイトにおいてMD16R1628AF0-CN9と同じモジュールとされる“MD18R1628AF0-CN9”がリストアップされているので、この点は問題なさそうだ。
「P4T533」マニュアルにある対応モジュールリストと同梱の32bit RIMM版PC1066-35 RDRAM。たしかに“RIMM4200”の記載があるほか、裏面にはASUSTeKのロゴマークも見える |
ボード自体はまったく同じで、単純にRIMM4200バンドルだけが変化となるバンドル版の実売価格は3万9800円~4万800円。先週登場の“RIMMなし版”と比べると1万2000円~3000円程度割り増しということになる。一方で複数ショップが今週中に32bit RIMM版PC1066 RDRAMの単品販売を開始するとしており、週末には一気に流通が始まりそう。19日(金曜)入荷予定と告知を行っているOVERTOPによると、ある程度まとまった数が入荷予定となっており、価格は1万4800円前後になるようだ。
19日入荷予定を告知するOVERTOPの店頭ポップ |
価格 | ショップ |
---|---|
\39,800 | 高速電脳 コムサテライト1号店 T-ZONE.AKIBA PLACE T-ZONE.PC DIY SHOP |
\40,800 | コムサテライト3号店 |