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日本IBM、シスコ製無線LANカード搭載ノートパソコン『ThinkPad R32』を発売

2002年07月17日 20時43分更新

文● 編集部 矢島詩子

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日本アイ・ビー・エム(株)は17日、同社のA4サイズノートパソコン、“ThinkPad Rシリーズ”の新モデル『ThinkPad R32 2658-CHJ』を発表した。価格はIBMダイレクト価格で31万4000円。受注生産で、同日より受注を開始する。

ThinkPad R32 2658-CHJ
A4サイズノートパソコン『ThinkPad R32 2658-CHJ』

現行の『ThinkPad R32』シリーズはCPUにモバイルPentium 4-M-1.6GHzを搭載していたが、『2658-CHJ』はCPUにモバイルPentium 4-M-1.8GHzを搭載し、『R32』シリーズの新ラインアップとして位置付けられている。

デスクトップパソコン並みの性能を持つノートパソコンとして、ビジネス・プライベート利用を問わないが、特にシスコシステムズ(株)製のワイヤレスLAN MiniPCIカード(IEEE802.11b)を搭載しているのが特徴。シスコ製品でネットワークを組むユーザーに適したモデルとして提供するという。
ワイヤレスの設定(SSID、WEPなど)はプレインストールされている、シスコのLANユーティリティーソフト『Aironet Client Utility』で行なえる。

『2658-CHJ』の構成はメモリーが265MB(PC2100 DDR SDRAM) 、30GB HDD、グラフィックスチップはATI MOBILITY RADEON(16MB)、10/100BASE-TXインターフェース、IrDA(赤外線)、14.1インチXGA液晶ディスプレー(1024×768ドット)、56kモデム(V.92対応)、USBインターフェース×2。
最大8倍速のDVD-ROMドライブを内蔵し、出荷時のドライブと交換で、その他のウルトラベイ2000デバイス(別売)、またはウルトラベイ・プラスデバイス(別売)のうち、いずれか1つを内蔵できる。
OSはWindows XP Professionalで、文章などでのパスワード設定などが行なえるセキュリティーチップも内蔵されている。

電源はリチウムイオンバッテリーで、3時間の駆動が可能(JEITA測定法1.0)。本体サイズは幅313×奥行き254×高さ38mm、重量は2.7kg。

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