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日本IBM、ストレージサーバ『IBM TotalStorage ESS モデル800』を発表

2002年07月16日 00時00分更新

文● 編集部

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日本アイ・ビー・エム(株)は、ストレージサーバ『IBM TotalStorage エンタープライズ・ストレージ・サーバー モデル800』(以下、ESSモデル800)を8月16日に出荷開始する。

『IBM TotalStorage エンタープライズ・ストレージ・サーバー モデル800』
『IBM TotalStorage エンタープライズ・ストレージ・サーバー モデル800』

ESSモデル800は、SMP構成の銅配線RISCプロセッサや64GBのキャッシュ、2GB不揮発性メモリ、2Gbpsファイバーチャネルなどを搭載し、従来モデルと比較して2倍の処理性能を実現したという。ESSシリーズの特徴である、アプリケーションを停止することなくデータを複製することが可能な「FlashCopy」や、遠隔地のストレージにネットワークを介してバックアップを可能にする「PPRC(対等遠隔コピー)」などにも対応している。

ディスク容量は、RAID 5の場合、420GBから22TBまで利用可能。また、新たにRAID 0ストライピングディスク群をRAID 1ミラー化する『RAID 10』に対応し、ランダムな書き込みが多いアプリケーションでのパフォーマンスが向上している。

対応アーキテクチャは、IBMの各種サーバ用OSのほか、Windows、Solaris、HP-UX、Linuxなど。価格はオープンプライス。ハードウェアと保守料金の参考価格は、月額150万円程度。

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