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エルピーダメモリ、厚さ4.8mmで2GBのDDR SDRAMモジュールのサンプル出荷を開始

2002年07月15日 22時55分更新

文● 編集部

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エルピーダメモリ(株)は15日、省スペースサーバー(1Uサーバー)向けに、容量が2GBで、厚さが4.8mm、高さが30.48mm(1.2インチ)のDDR SDRAMモジュールを開発し、サンプル出荷を開始したと発表した。量産出荷は10月に開始の予定。

2GBのDDR SDRAMモジュール
2GBのDDR SDRAMモジュール

開発したDDR SDRAMモジュールは、容量が2GBのレジスター付きで、ECC(×72ビット幅)に対応した2バンク構成となっており、1Uサーバーの基板に垂直に挿入できるように、モジュールの高さを30.48mm(1.2インチ)にしたのが特徴。メモリーチップには0.13μmプロセスで製造したTCPパッケージの512Mbit(×4ビット構成)のDDR SDRAMを36個採用し、9個を2段重ねにしたものをモジュール基板の両面に実装している。これにより熱特性も向上したという。モジュールはJEDEC準拠の184ピンで、データレートは毎秒2.1GB(CASレイテンシー=2,2.5)。電源電圧は2.5V±0.2V。

モジュールの内部構造
左が新開発のTCPパッケージのチップを利用したモジュールの構造、右がTSOPパッケージを利用した従来のモジュール

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