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NTT東日本、ユビキタスブロードバンドサービスで新会社を設立

2002年07月15日 20時30分更新

文● 編集部

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東日本電信電話(株)は15日、シームレスなユビキタスブロードバンドサービスの提供を事業目的とする“エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社”(NTT-BP:NTT BroadbandPlatform,Inc.)を同日付けで設立したと発表した。資本金は10億円で、NTT東日本の100%出資。所在地は東京都中央区銀座5丁目。代表取締役社長には小林忠男氏が就任する。従業員数は16名。主な業務は、無線LANシステムなどを利用した高速IP通信アクセスの提供、コンテンツ配信料金の回収代行、およびそれらに付帯する各種業務となっている。

同社は無線LANによるスポットアクセスを、“駅”を中心に展開するとしており、8月1日に無線スポットアクセストライアル“無線LAN倶楽部”を開始し、秋をめどに本格サービスを提供する予定。このサービスは、ノートパソコンや携帯電話だけでなく、PDAに対してもサービスを提供するとしており、新聞や雑誌などのコンテンツをPDAにダウンロード配信する“PDA向けシンクロアクセス”などのサービスを提供するという。

今後、同社は、コンテンツのシンクロ配信技術や駅構内などでの高速IPネットワーク通信環境構築技術の検証、コンテンツ/アプリケーションなどのサービスの受容性の検証を行なうほか、鉄道会社やコンテンツプロバイダーなどとビジネスモデルの実現性の検証を行なうとしている。

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