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DAS-500/SE-U55X/SE-80PCI

DAS-500/SE-U55X/SE-80PCI

2002年07月31日 00時00分更新

文● 月刊アスキー編集部・佐川

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安価で高音質なPCIサウンドカード
SE-80PCI

SE-80PCI
写真9 基板上にノイズ低減のためのコンデンサが並ぶ「SE-80PCI」。近頃のサウンドカードのスッキリした基板面を見慣れた目には新鮮なインパクトがある。
 PCIサウンドカード「SE-80PCI」(写真9)はVLSCを搭載し、外付け型デバイスであるSE-U55Xと同等のS/N比を達成した。この値は、PCIカードとしては群を抜くS/N比を誇る「SE-120PCI」の99dBを大きく上回る。サウンドチップはSE-120PCIと同じ「ESS M3i」だ。SE-120PCIがメインボード+拡張ブラケットの構成なのに対してSE-80PCIはメインボードのみの構成となっている。そのぶん入出力端子の数は制限されており、SE-80PCIにはデジタル出力、マイク入力、MIDI/ジョイスティック端子がない。しかし価格はSE-120PCIのおよそ半分。安価な高音質のサウンドカードを求めている人には見逃せないだろう。
 SE-80PCIとDAS-500には、これまでのオンキヨー製品に添付されてきた「CarryOn Music」は標準添付されない。だが、新たに単体発売された「CarryOn Music REMOTE」(画面)を別途購入すれば、SE-U55Xと同等のリモコン操作環境を実現できる。CarryOn Music REMOTEは、CarryOn Music 2.70と赤外線リモコン、そしてリモコン受光部がセットとなった製品で、リモコン受光部はPCのUSBポートに接続する。オンキヨーとしては初のソフトウェア製品となる。洗練されたデザインの画面で使いやすく、リモコン操作が標準でできる点もポイントが高い。対応OSはWindows Me/2000/XPだ。



画面 SE-U55Xと「CarryOn REMOTE」に付属する「CarryOn Music 2.70」。扱うソースの種類によって背景色が変化する。
SE-80PCIの主なスペック
製品名 SE-80PCI
周波数特性 0.3Hz~20kHz(LINE OUT)
S/N比 110dB(LINE OUT)
デジタルサンプリング周波数 48kHz
インターフェイス アナログ入力×1、アナログ出力×1、光角型デジタル出力×2

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