このページの本文へ

Endeavor Pro1100/MT6100

Endeavor Pro1100/MT6100

2002年08月06日 12時20分更新

文● 月刊アスキー編集部・山口

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

Endeavor Pro1100/MT6100

エプソンダイレクト

Pro1100:26万5800円(評価機構成時)
MT6100:16万8000円(評価機構成時)

エプソンダイレクトは、Endeavorブランドのデスクトップのラインナップに、Pentium 4対応の3機種(すべてBTOモデル)を追加した。ミニタワーとマイクロタワーの新モデルは、インテルのFSB533MHz対応の最新チップセットをそれぞれ搭載しての登場だ。ミニタワーの「Endeavor Pro1100」は、「同Pro-1000」の後継モデルで、チップセットがIntel 850から850Eにグレードアップ。マイクロタワーの「Endeavor MT6100」は「同 MT-6000」の後継機で、Intel 845Gマザーボードを新たに採用している。なお、本シリーズから同社ではモデル名の中の「-」を外している。今後はハイフンなしのモデル名で統一されるとのことだ。

Intel 850Eモデル
Endeavor Pro1100

Endeavor Pro1100
写真1 Endeavorシリーズのフラッグシップ「Endeavor Pro1100」。モニタはオプションとなる。
Motherboard
写真2 Endeavor Pro1100に搭載されているIntel 850Eマザーボード。メモリ(RDRAM)は最大2048MBまで実装できる。LAN機能をオンボードに持つ。
 HDD、光ドライブのオプションには変更はない。80/40GB HDDは5400rpmと7200rpmのものを用意。120GBは7200rpmとなる。そのほかRAIDボードとセットでの購入も可能だ。光ドライブはCD-ROM/DVD-ROM/CD-R/RW/CD-RW/DVDコンボ、さらにDVD+RW/+Rドライブまでそろえている。なお、HDD、光ドライブともに最大2基まで選択できる。
 ビデオカードのラインナップは前のPro-1000から変更になっている。GeForce4 MX460搭載の「SPECTRA WF17」、「Millennium G550」、そしてGeForce2 MX200搭載カードの3種類からの選択となる。

 LAN機能は標準装備で、USBは6端子を用意し、うち4つ(前面×2/背面×2)がUSB 2.0に対応。Intel 850EはUSB2.0をサポートしないため、オンボードにUSB2.0コントローラを実装して対応している。チップの制限で背面の2ポートはUSB 1.1対応になっているとのことだ。モデムやIEEE1394端子はBTOオプションで追加できる。
 ミニマム構成時の価格は12万6000円。


Endeavor Pro1100(評価機)の主なスペック
製品名 Endeavor Pro1100
CPU Pentium 4-2.4BGHz
チップセット Intel 850E
メモリ(最大) RDRAM 512MB(2048MB)
ビデオ SPECTRA WF17(GeForce4 MX 460)
HDD 120GB
FDD 内蔵
光ドライブ DVD+RW/+R(DVD+RW2.4倍速/DVD+R2.4倍速/CD-R12倍速/RW10倍速/CD32倍速/DVD8倍速)
スロット AGP×1、PCI×5
ネットワーク 10/100BASE-TX LAN
I/O USB2.0×4、USB 1.1×2、シリアル×2、パラレル、外部ディスプレイ、PS/2×2、IEEE1394×2
ドライブベイ 5インチ×3、3.5×2、HDD用×4
サイズ(W×D×H) 217×433×439mm
重量 約14kg
OS Windows XP Professional
アプリケーション Norton AntiVirus 2002 OEM版、Acrobat Reader

Intel 845Gモデル
Endeavor MT6100

Endeavor MT6100
写真3 マイクロタワーの「Endeavor MT6100」。6つのUSB 2.0ポートのうち2つがフロントに配置されている。
Motherboard
写真4 MT6100に搭載されているIntel 850Gマザーボード。グラフィックコアを内蔵するチップセットだがAGPもサポートする。BTOオプションで、ビデオカードを追加することができる。
 マイクロタワーの「MT6100」は、前述のとおりIntel 845Gマザーボートを搭載。選択できるCPUは現在最高クロックのPentium 4-2.53MHzからCeleron-1.7GHzまで計7種類と幅広く取りそろえている。Intel 845Gはグラフィックコアを内蔵するビデオチップだが、MT6100はAGPスロットも備えている。845G内蔵の機能を利用する以外に、別途オプションのビデオカード(ラインナップはPro1100と同じ)を選択することも可能だ。
 10BASE-T/100BASE-TXのLAN機能はオンボードに標準で装備する。Pro1100同様、6つのUSBポートを持ち、845GがUSB2.0をサポートしているため、MT6100ではすべてUSB2.0対応だ。

 HDDの選択肢は120/80/40/20GBで、20GBのみ5400rpmで、そのほかは7200rpmタイプも選べる。最大2基まで購入時に選択が可能だ。光ドライブのラインナップはPro1100と同じとなる。
 ミニマム構成時の価格は8万円。なお、競合するダイレクトPCメーカーのデルコンピュータでは、Intel 845Gモデルはブックタイプの「DIMENSION 4500C」で発売。マイクロタワーモデルの「DIMENSION 4500」にはグラフィック機能を持たないIntel 845Eを採用している。DIMENSION 4500CのCPUオプションはPentium 4のみで、ミニマム構成時の価格はCeleron-1.7GHzを搭載できるMT6100のほうが低めに設定されている。また、MT6100では標準のLAN機能が、DIMENSION 4500Cでは追加オプションになるなどの違いもある。



左側面
図 3DMark 2000ベンチマークテストの結果

Endeavor MT6100(評価機)の主なスペック
製品名 Endeavor MT6100
CPU Pentium 4-2.4BGHz
チップセット Intel 845G
メモリ(最大) PC2100 DDR SDRAM 256MB(1024MB)
ビデオ チップセット内蔵
HDD 80GB
FDD 内蔵
光ドライブ CD-RW/DVDコンボ(CD-R20倍速/RW10倍速/CD40倍速/DVD12倍速)
スロット AGP×1、PCI×3
ネットワーク 10/100BASE-TX LAN
I/O USB2.0×6、シリアル、パラレル、外部ディスプレイ、PS/2×2
ドライブベイ 5インチ×2、3.5×1、HDD用×2
サイズ(W×D×H) 170×345×357mm
重量 約10kg
OS Windows XP Home Edition
アプリケーション Norton AntiVirus 2002 OEM版、Acrobat Reader

競合製品レビュー

Endeavor Pro-1000 MT-6000
エプソンダイレクト「Endeavor Pro-1000」レビューエプソンダイレクト「Endeavor MT-6000」レビュー
DIMENSION 4300

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン