このページの本文へ

Northwoodコア版Pentium 4をSocket423で利用可能に?正体不明の変換ゲタ展示開始

2002年07月10日 22時59分更新

文● 小磯

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
ナゾのゲタ
ナゾのゲタ。リビジョンは1.1となっている

 「Northwoodコア版Pentium 4を、Socket423で利用可能にする」というSocket423→478変換ゲタの展示がOVERTOPで始まっている。Socket変換ゲタといえばPowerLeap製品といった印象が強いが、これはベンダ不明、製品名不明というアヤシげな一品だ。



金具
リテンション用と思われる金具

 OVERTOPによると、これは完全なるOEM向けのSocket423→478変換ゲタとのこと。それを裏付けるかのように、展示品の内訳はゲタ本体と、ゲタの分だけ背の高くなるCPUとCPUクーラーをリテンションにうまく固定するためと思われる金具×4のみとなっている。Socket423マザーボードの不良在庫を抱えてしまったPCメーカーなど向けに、どこかのパーツベンダが作ったものと考えるのが妥当だろう。ゲタには型番とおぼしき“E206922 PS1”、そして人名かベンダ名とも取れる“SHEN PAO”という文字列の確認こそできるものの、出自はうかがい知れない。



型番?
裏面の意味深なシルク印刷。詳細はわからない
側面から

 同店でもまだ未検証とのことで、実際にNorthwoodコア版Pentium 4へ対応するのかは不明。ただ仮に対応するとなれば、先に発売されたPowerLeapの「PL-P4/W」よりも汎用性が高まるわけで、Socket423マザーボードを持て余している人にとって福音となる可能性もあるだろう。なお予価は3810円、入荷は再来週以降、7月中を目指しているという。

【関連記事】

【取材協力】

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ