ジェンズ(株)は9日、セコムトラストネット(株)と企業ネットワークのセキュリティー事業で提携し、ネットワークへの不正侵入対策を行ない、被害があった場合に補償まで行なうサービス“不正侵入検知サービス”の提供を同日付けで開始すると発表した。このサービスは、同社の専用線サービス“JENS Managed Internet Service(ジェンズマネージドインターネットサービス)”、データセンターサービス“VIPS(ヴィップス)”のユーザーを対象とするサービスで、従来はユーザーから特に要望があった場合に個別に提供していたもの。
サービス内容は、企業のネットワークを診断し、セキュリティーホール対策を提案する“ネットワーク診断”(年2回)、ネットワーク内にセコムの検知センサーを設置し監視する“侵入検知センサーの設置”、セコムのセンターで不審なアクセスを監視する“24時間365日の有人監視”(緊急度の高いものは即時連絡)、不正アクセス発生状況と対策を月1回報告する“監視報告書の提出”、被害にあった場合に補償を行なう“保険による補償”の5つ。詳細は問い合わせとなる。
同社では初年度100社の販売を予定している。